どうも、こんにちは。ハルオ(@haruovlog)です。
今の会社にいても給料安いし、やりがいもない、かといってやりたいこともない。
最近はプログラミングスクールに通ってエンジニアに転職するのが食いっぱぐれなさそう。一発発起してエンジニアに転職してみようかな。
こんな風に考えている20~30代の若者は結構いるんじゃないでしょうか?
超高齢化社会に突入し、年金制度が破綻すると言われている日本の将来にぶっちゃけ不安しかない20代の若者は多いと思います。
そんな中で、エンジニアは完全な売り手市場です。今後も慢性的な人手不足が懸念されているので、食いっぱぐれることはないでしょう。
しかし、最近のIT業界のエンジニア転職については良い面ばかりが誇張されている感じがするのは正直否めません。
自分がどんなキャリアを積みたいのか?、今の経験を活かせる仕事じゃなくても本当にいいのか?
そういった側面から転職を考える選択肢があってもいいと思います。ですので、この記事では
- 未経験でSEに転職するリスク
- 未経験でSEに転職すべき人とそうでない人
について今回は解説していきます。これから未経験でエンジニアに転職を検討している人、プログラミングスクールに通おうか考えている人は必見です。
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目次
手に職つけるならまちがいなくエンジニアです。
まずは結論から、
フリーターや契約社員、現職が向いていないと考えている人で『特にやりたいことが見つからない』という人はスキル・職歴なしでもてっとり早くスキルを身に付けられるエンジニアという仕事がおすすめです。
理由はシンプルに下記3つです。
- エンジニアは慢性的に不足している
- 未経験でも転職することができる
- つぶしが効くので転職が容易
まず、エンジニアの需要に対して説明すると、現在エンジニアの供給が市場の需要に対して全く追いついてないので、慢性的に人手が不足しているというのがIT業界の実態です。
具体的に説明すると、下記表はIT業界の人材の将来について表した図です。
上図を見てもわかる通り、2020年時点で、すでに約30万人のエンジニアが不足しており、2030年までにエンジニア不足はより深刻し約59万人のエンジニア不足が起こると予測されています。
この実態を見ただけでも「今後どれだけエンジニアが重宝されるのか」というのがわかると思います。
しかし実際のところ、企業が欲している人材はある程度プログラミングの実務経験を積んでいるエンジニアを雇いたいのが本音です。
とは言え、優秀な人材は企業が手放したくないので、賃金を上げるなどして囲い込むため即戦力となる人材を採用するのは難しい。。。となると考えられるのが未経験エンジニアを教育して戦力にしよう。という図式になるわけです。
てすので、エンジニアは他の業種に比べても、未経験者でも転職できるハードルはわりと低めです。
もちろん未経験からのスタートなので、給料面などの待遇はあまりよくないかもしれませんが、エンジニアは他の業種に比べて転職しやすいというある意味最もつぶしが効く職業と言えます。
未経験でもスキルアップを前提に実務経験をしっかりと積んでいれば、エンジニアとしての市場価値はかなり高くなるので、それだけでも割と引く手あまたの存在になれるのが今のこの業界の現状です。要はそれだけエンジニアが不足しているということです。
他の業種だったら実績を残していないと転職は簡単にはいかないですが、『何ができるのか』が明確なエンジニアという職種を選ぶだけで転職の可能性はかなり広がるので、手に職をつけるという意味では将来の市場環境を加味しても食いっぱぐれることのない最強の職業がエンジニアという職業というわけです。
エンジニアはいわゆるIT土方であることは理解しておこう
一方で、エンジニアに転職したら将来性◎、未経験でも転職できるしメリットしかないじゃん。。と思うかもしれませんが、当然デメリットも存在します。
そもそも、世間のエンジニアのイメージは
- 給料が安い
- 人材不足なので、残業が横行している
上記のようないわゆる「IT土方」のイメージを持ち合わせているのでないでしょうか?
昨今は解消されつつありますが、残念ながら改善には至っていません。なぜなら日本のIT業界の構造は、SIer(エスアイヤー)という元請けから下請け会社へと仕事が流れ、金額が差し引かれるという仕組みが主流なので、下請け(孫請け)の会社員のエンジニアに渡る報酬が低くなっているという状況下にあるからです。
ちなみに大手SIerはどういった方が働いているかというと、国公立大学の情報工学出身の生え抜きの社員が大多数を占めており、未経験でエンジニア転職となると残念ながら下請け、孫請けの会社にしか就職できないという事実があります。
もちろん、これはSIerに限った話なので、web系企業の場合は割と自社内で仕事を請け負って自社内で仕事を割り振る受託系の企業もそれなりにあるので、この構造通りとはなりませんが、基本的には
「IT土方」という認識は持っておいたほうがいいでしょう。リリース間近のサービスに携わっているようなエンジニアは毎日終電で帰る。なんてことはweb系の会社でもザラにあります。
これは日本のIT業界という構造上仕方のないことなので、この構造から脱却しようと思ったら、
- フリーランスエンジニアで独立する
- 元請け企業、もしくは自社サービスを展開している会社に転職する
という、目標を持つようにした方がいいでしょう。というか持っていないと技術の移り変わりが激しいIT業界でエンジニアをやって行くのはかなり厳しいというのが現実です。社会人生活の一生をプログラミング、インフラ、ネットワーク関連の勉強をし続けられる人でないとエンジニアで働き続けることはかなり困難。
ぶっちゃけ、ネットではよくフリーランスエンジニアが推されていますが、実際のところいつ不景気になるかわからない現代の日本社会ではなかなかフリーランスになるというのは、勇気の行動だと思います。不景気になったら真っ先に切られるのが、フリーランスですから。
ですので、エンジニアの正社員でスキルアップを目指しつつ、今より待遇の良い会社に転職を繰り返していく段階を踏んでステップアップして行くというのが、現実的でオススメの選択肢だと思います。
実は実務経験が2~3年ぐらいあれば、技術がなくてもぶっちゃけフリーランスにはなれるし給料も爆上がりするのは間違いないのですが、どこの現場に行っても図太くやれる精神がないとフリーランスは厳しいと僕自身IT業界に触れて直に感じました。
転職ありきで考えることをオススメしましたが、転職をすること自体は非常に疲れるイベントです。なので、理想は「もう転職しなくていいような会社に就職する」ぐらいの気持ちで転職活動に常に臨むのがベストですね。
キャリアを積んでいる人は未経験SE転職はよく考えた方がいい
ここまでで、エンジニアに転職するリスクについては理解できたと思います。
要はIT業界全体の市場規模としてはまだまだ伸びしろがあるけど、未経験で転職となったら二次請け、三次請けの企業や、客先に派遣されるいわゆるSES系の企業の就職がほとんどです。
未経験から一流企業にいきなり転職できる場合もありますが、そんなことは希で、世の中の9.5割の人はIT土方と言われる部類にまずは就職という形になるという覚悟はしておいてください。
IT業界は人材不足で需要に対する供給が間に合っていません。将来性がある業界ですってよく言われていますが、それは現時点でも人は足りてないはず。要は底辺層のIT土方が足りてないってこと。
ですので、IT土方から這い上がるためにも、エンジニアは日々勉強して自分の市場価値を上げていかないと、虐げられやすい職業というのは理解すべきです。
ですので、安易に『エンジニアになれば高給で福利厚生も充実した生活が送る事ができるんだなー、フリーランスエンジニアでノマドワーカーも夢じゃないのか』と考えるのはやめておいたほうが良いのは理解いただけたと思います。
大手プログラミングスクールのTECHCAMPエンジニア転職(旧TECH::EXPERT)卒業生で、転職実績に載っているような一流企業に就職されている方は、頭一つ二つ抜きん出ている方がほとんどです。
イメージとしては1日10時間の勉強をスクールの期間中はみっちりこなし、スクールのカリキュラムは早々に終わらせて、自分独自のアプリを作りつつ、勉強会にも積極的に参加するぐらいのマジの超人クラスのみがたどり着ける境地です。
まとめ-未経験エンジニア転職にすべき人、すべきでない人とは
ここまでで、未経験でエンジニア転職すべき人をまとめると、
- フリーター、派遣社員など職歴なし・スキルなしの方
- 未経験でエンジニアに転職して将来やりたいことが明確な方
上記に一つでも該当する人は、仕事を辞めることによるリスクが少ない人、もしくはリスクは承知の上で転職を覚悟する人ということなので、未経験でもエンジニアになる価値は十分にあると思います。
一方で未経験でエンジニア転職すべきでない人をまとめると、
- 正社員で現職が不満だけが理由でエンジニア転職を考えてる人
- 漠然とフリーランスになってノマドワーカーになりたい人
上記のような方は、エンジニアに転職しても長続きしなかったり、思っていたエンジニア像と違う。。となってしまう可能性が非常に高いので、正直エンジニア転職はやめておいた方が良いかなと思います。
そもそも未経験でプログラミングを勉強するのは正直かなりハードなので、上記のような理由でプログラミングを学習する人はプログラミングスクールに通ったとしても挫折する可能性が高いです。
そんな人をプログラミングスクールで何人も見てきたからこそ言えるのですが、お金も時間も無駄になるので、エンジニア転職はやめた方が無難です。
それでもエンジニアの可能性にかけたいんだ!という方は全然良いと思いますし、実際「プログラミングを独学でやってみて興味が持てそう」もしくは「自分はプログラミングが向いてそう」と感じたのだったら、とりあえずプログラミングスクールに通って転職活動してみるというのでも全然良いと思います。
それで、内定もらった後にやっぱり違うな。と思ったらやめて違う道を探したらいいわけですしね。
とりあえず、未経験で別業界に転職する人の覚えておいてもらいたいのは一度違う業界・職種に転職してしまったら、また違う触手に転職するのはかなり厳しくなるということです。
それでも、20代前半ならなんとかなるのですが、20代後半~30代の人はかなりリスキーです。実際これぐらいの年代の人が転職を考えるのではないでしょうか?かくいう僕もそうでした。
IT業界に転職した後に思っていたのと違う。。。とならないためにも、一度しっかりと「自分は何がやりたいのか?」「どうなキャリアを積んでいきたいのか?」を考えてから決断するようにしましょう。
さいごに-未経験エンジニア転職するならプログラミングスクールに行くのがオススメ-
最後に未経験でITエンジニア転職するためには主に下記2パターンがあります。
- 独学で勉強して、転職サイトを通じて転職活動する
- 就職支援付きのプログラミングスクールに通う
確実に転職したいのであれば、一先ずプログラミングスクールで基礎的な技術を身につけて、かつ転職先の企業もスクールに斡旋してもらうのが未経験エンジニア転職で一番コスパがいいのかなと思います。
プログラミングスクールに通うメリットは二つあります。
- カリキュラムが確立されているので挫折しにくく、効率よく学べる
- 企業とのコネがあるので、未経験でも転職しやすい
独学だとプログラミングを挫折する可能性がグッと上がってしまうのと、プログラミングを学んだとしても、未経験で求人を探した場合では企業側からは完全未経験者としか見られないという実態があります。
一方でプログラミングスクールは企業側とコネクションが出来ているので斡旋先の企業も「スクール出身者が何が出来て何が出来ないのか」、「完全未経験者とどこが違うのか」を把握しているので、能力のマッチングミスが起きづらく転職も有利に進めることができます。
ですので、これからエンジニアに未経験での転職を考えている人はプログラミングスクールに通うのが一番オススメです。
実際のプログラミングスクールのカリキュラムや費用、転職実績などメリット・デメリットを解説した記事は下記を参照ください。
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