どうも、こんにちは。ハルオ(@haruovlog)です
『未経験からエンジニア転職することを目標にプログラミングを学習できるスクール』TECHCAMPエンジニア転職(旧TECH::EXPERT)なんば校の夜間コースに通い始めて6ヶ月が経過し、無事に夜間コースを卒業することができました。
というわけで今回は
『夜間コースに6ヶ月通って何ができるようになるのか?』
について、僕が実際に6ヶ月通ってみて感じたことをまとめてみました。
ちなみに、六ヶ月間の内容を簡単に要約すると、
- 最初の3か月間はTECHCAMPエンジニア転職(旧TECH::EXPERT)のカリキュラムを解きながらアプリ作成
- 残りの3ヵ月は自分のオリジナルアプリを作成しながら、メルカリコピーサイトをチーム開発
を行なっていました。
この記事では
- テックキャンプエンジニア転職夜間コースの三ヶ月の学習内容
- テックキャンプエンジニア転職夜間コースを三ヶ月受講してみての感想
を解説していきます。
プログラミングスクールで何をやっているのか?のイメージを掴んでいただければ幸いです。
TECHCAMPはけっこう高額なプログラミングスクールなので、簡単には受講を決断できないと思います。
ですので、実際の感想をありのままに書いてみました。僕と同じように社会人で働きながらプログラミングスクールに通おうか迷われている方の参考になれば幸いです。
TECHCAMPエンジニア転職(旧TECH::EXPERT)の夜間コースは、平日は夜間に1,2時間、土日は朝から夜まで8時間、計6ヶ月でプログラミングを学習するコースで、働きながらでも通える社会人向けのコースなのが特徴です。
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目次
6ヵ月間の学習内容
TECHCAMPエンジニア転職(旧TECH::EXPERT)夜間コースの場合、6ヶ月間で完全未経験がプログラミングを学習できるという内容になっています。
TECHCAMPエンジニア転職(旧TECH::EXPERT)全体のカリキュラムとしては
- Webサイトの見た目の作成(html/css)
- サーバーサイド言語を用いたwebアプリの作成(rails, JQuery)
- webサイトに自分が作成したアプリを公開(AWS)
までを体系的に学ぶことができます。
具体的に学ぶことのできるプログラミング言語の項目を羅列すると
HTML / CSS / sass /jQuery
Ruby / Ruby on Rails /github
MySQL / AWS
がカリキュラムで組まれています。
Rubyを中心にwebアプリケーションをネット上に公開できるまでを学ぶ感じですね。学習言語はRubyに特化しているので、PHP,Pythonなどの他の言語は学ぶことができないません。その辺りは要注意です。
次に実際に6ヶ月間でTECHCAMPエンジニア転職(旧TECH::EXPERT)で学んだ学習内容を、僕の実際の体験を交えて振り返りたいと思います。
1ヵ月間の学習内容
1ヶ月目は、基礎カリキュラムということで、Twitterのような画像投稿サイトを作成しながらwebアプリを作る最低限の基礎的な内容を学習しました。具体的には
- HTML
- CSS
- Ruby/Ruby on rail
の基本知識を学習しました。学習のスタイルとしてはすでにアプリのCSS/HTMLの枠組みはある程度用意されていて、穴埋め形式で作っていくという感じでした。
▼1ヶ月目に学習した内容の詳細は下記にまとめました。

2ヶ月目の学習内容
2ヵ月目からは応用カリキュラムということで、下記の項目を1ヶ月かけて学習しました。
- haml / sass / JQuery/非同期通信/API の学習
- MYSQLの学習
- githubを使ったグループ開発の学習
また、カリキュラムと同時進行でRuby on railを用いたミニアプリの開発を行いました。ミニアプリは1から自分で考えて作るといった内容だったのでエンジニアとしての自走力が身につきました。
▼2ヶ月目に学習した内容の詳細は下記にまとめました。

3ヵ月目の学習内容
3ヵ月目は、応用カリキュラムの実践編ということで、1〜2ヵ月目に学んだ集大成として下記のようなchatアプリを作成しました。

またchatアプリの他にもインターネット/プログラミングの基礎知識として
- サーバーの基礎知識
- リファクタリングの考え方
- 情報セキュリティの概要
なども勉強しました。
▼3ヶ月目に学習した内容の詳細は下記にまとめました。

4~6ヵ月目の学習内容
残りの3ヶ月は今までの集大成ということで、以下2つのアプリ開発に取り組んでいました。
- メルカリコピーサイトのチーム開発
- オリジナルアプリの開発
ここからはTECHCAMPエンジニア転職(旧TECH::EXPERT)が用意したカリキュラムは全て終了したということで、「今まで学習してきた内容 + わからないところはネットで調べて実装」といった感じで実務に近いやり方でアプリ開発を行っていきました。
具体的に「必要機能の洗い出しから、機能の実装、デプロイ」まで、上記のアプリを作る全ての工程を自分(達)で実装していかなければならないので中々ハードです。
ただし、メルカリコピーサイトのチーム開発に関してはメンターに相談OKという感じなのでエラーの解決法や、実装方法のヒントなどは割と簡単に聞くことができました。
それでは次に上記2項目でやったことを詳しく説明していきます。
メルカリコピーサイトのチーム開発
メルカリのコピーサイトをチーム開発で行いました。チーム開発の人数は同期の人数により異なりますが、だいたい3~6人で行います。
メルカリは全ての機能を実装するわけではなく、メルカリを利用する上で必要な機能を中心に実装しました。主に実装した機能は下記の通り。
- メルカリのログイン機能
- 商品出品、編集、削除機能
- 商品検索機能
- 支払い機能(payjp)
- SNS認証
- マークアップ全般(約10ページ)
上記の機能をチーム開発で3ヶ月かけて実装しました。
実装する機能が多いのでタスク管理はtrelloというwebアプリを使って、実際のアジャイル開発に即した開発を行いました。
▼trelloの画面

チーム開発のソースコードの保存はgithubを利用します。
「ブランチ切ってプルリク→チーム内でコードレビュー→マージする」という流れでgithub flowに沿って行っています。
今まではコードを書くだけでしたが、他人が実装した機能をコードレビューすることになるので、他人のコードを見る貴重な機会です。人によって書き方も考え方も全然違うので勉強になります。
またアジャイル開発で行うのでマージした時にコンフリクトが発生したり、機能がマスターブランチに反映されずエラーになるといった問題にも遭遇したりと、個人で勉強していたら味わえないチーム開発ならではの経験を積むことができました。
ちなみに3ヶ月間のチーム開発の後は、集大成として「チーム開発で実装した機能、実装する上で苦労したこと、工夫したこと」などをまとめて、スクール内で最終課題発表会を行いました。要は「実装したことをアウトプットしましょう」という趣旨ですね。
オリジナルアプリ開発
メルカリのチーム開発のほかに、就職、フリーランス活動で企業に提出する用のポートフォリオの開発を行いました。
このオリジナルアプリの内容は完全に個人の自由で、例えば
- Unityを用いてシューティングゲームを作った
- PHPのフレームワークLaravelで画像投稿サイトを作った
- React + firebaseで調整さんアプリを作った
などなど、個人がやりたいことを作ってみよう。といった感じです。
ただし個人アプリの作成はスクールのメンター制度を利用できないので、自分で調べて実装していくというスタイルになっています。
僕の場合はruby on railを用いてバイク情報を共有できるアプリを作成しました。
▼バイク情報をshareできるアプリ「ShareBike」

このオリジナルアプリ開発は上記のチーム開発と同時進行で行うので、作らない人は本当に作らないです。しかし就職、フリーランス活動をこれから考えている人でしたら絶対にやった方がいいです。
昨今プログラミングスクールに通っている人が多い中で、こういったオリジナルのポートフォリオがあるというのはスクールのカリキュラを淡々とこなしてきた人と比べて差別化が流できるので、就職活動に有利になることは間違いないです。
スクールのカリキュラムなんて、正直ただやらされてるだけで受動的なんですよ。企業側が評価するのは「主体的にあなたはどういったことをやりましたか?」「ポートフォリオはありますか?」とったことをよく聞かれます。
スクール生でもその辺をしっかり考えた上で就職活動をしている人はうまくいっていたかなーという印象です。
TECHCAMPエンジニア転職(旧TECH::EXPERT)4~6ヵ月目の感想
ここからはTECHCAMPエンジニア転職(旧TECH::EXPERT)夜間コースに通って4~6ヶ月目の感想を書いていきたいと思います。
褒める記事はいっぱい書いてきたので、今回は不満点が多くなってます。全体を通したら満足しているんですけどね。
スクール生としての生の感想なので、TECHCAMPエンジニア転職(旧TECH::EXPERT)は実際どんな感じなのか?の参考になれば幸いです。
チーム開発について
チーム開発は基本4〜6人で行うのですが、僕のチームは最初4人、途中で一人とんで最終的に3人でチーム開発を行うことになりました。その辺の欠員に対するフォローはスクール側では全くなかったです。
人数が減ることで一人あたりがやらないといけない工数は増えてしまいます。もちろん色々な機能を実装できるという意味では少ない方がいいです。
しかし同時進行で、オリジナルアプリ作成に取り組むことになるので、3人という少ない人数でほとんどオリジナルアプリの開発に時間を割くことができませんでした。
チーム開発は人数が少なくても多くても、できる内容は基本的に同じなので、ポートフォリオとしては微妙。個人的な意見としては、オリジナルアプリの開発に時間を割いた方がいいと考えているので、この点はかなり不満でした。
他のチームは4、5人でやっている中で「3人」、しかも仕事をやりながらで時間が取れず中々辛かったです。
オリジナルアプリ開発はフォロー少なめ
オリジナルアプリの開発はカリキュラム外のことをやるので基本的にメンターさんに質問はできないです。この辺は仕方ないですよね。キリがないですし、そもそも質問してもわからないと思いますし。
ただしネット上で質問できるシステムの”テックコネクト”、教室に常駐している”メンター”さんは基本優しく対応してくれます。
TECHCAMPエンジニア転職(旧TECH::EXPERT)内で学んだ内容のことでしたら、個人アプリでもフォローしてくれるので非常に助かりました。
例えば「個人アプリをAWSにデプロイするやり方」や「Rspecを用いた単体テストの方法」など、本当は個人アプリに関しては質問してはいけないのですが、答えられる範囲だったら真摯に教えていただけたので非常に助かりました。
PHP,Pythonなどの質問もできないことはないと思いますが、メンターさんも全くわからないと思うのでカリキュラムでやってないことを質問するのは極力避けた方がいいですね。流石の僕もカリキュラム外のことは質問をしようとは思いませんでした笑
さいごに
TECHCAMPエンジニア転職(旧TECH::EXPERT)夜間コースに通い初めて4~6ヶ月目の感想を書きましたが、いかがだったでしょうか?
TECHCAMPエンジニア転職(旧TECH::EXPERT)にはプログラミング学習するカリキュラム以外にもフリーランス活動をするためのカリキュラム、転職活動のサポートといったことも同時進行でフォローいただけます。その辺りはまた別の記事でまとめたいと思います。
なんだかんだで夜間コースの6ヶ月間を終えてこれから転職活動、フリーランス活動とやらなければいけないことはたくさんあります。しかし夜間コースのカリキュラムを走りきってやりきった感は半端ないです。
今言えることはTECHCAMPエンジニア転職(旧TECH::EXPERT)のライフコーチのみなさん、同期のメンバーと支え合ってこれたので、6ヶ月間働きながら学習を終えることができました。一人だったら途中で挫折していたと思うので感謝しかありません。
プログラミング学習を独学でやるのはなかなかハードルが高いです。特に社会人で学習時間を確保するのはかなり大変。
そんな中で短期間でプログラミングを学習したい人がいたら僕はTECHCAMPエンジニア転職(旧TECH::EXPERT)をおすすめします。なぜなら、TECHCAMPエンジニア転職(旧TECH::EXPERT)はカリキュラムの質、メンターの常在化、一緒に勉強する仲間の存在など、初学者が挫折しにくい環境が整っているからです。
結論、プログラミング未経験の独学では得られない、プログラミング学習する上では申し分ない環境がTECHCAMPエンジニア転職に揃っていると感じました。
僕と同じように、TECHCAMPエンジニア転職(旧TECH::EXPERT)に入学しようか迷っている人には、この記事が少しでも参考になれば幸いです!


カウンセリングではwebエンジニアについてわからないこと、未経験で転職できるのか?、フリーランスのメリットやデメリットなど疑問に思っていることについて、どんな質問でも真摯に答えてくれるので、自分のエンジニアとしての将来のビジョンがより明確化できると思います。
カウンセリングは無料で実施しているので、とりあえず人生相談をするつもりで気軽に行って見ることをお勧めします。
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