どうも、こんにちは。ハルオ(@haruovlog)です。
- バイクをできるだけ高く売却したいけどおすすめの方法が知りたい。
- ヤフオクでバイクを売却したいけど、なんか難しそう。。
今回はそんな方に向けて、ヤフオクでバイクを売却する方法を徹底解説します。
結論言うと新古車でもない限り、ヤフオクやメルカリなどで自分でバイクを売却する方法が一番高く売れるしオススメです。
しかし、バイクの売却の手続きって難しそう・・・
というのがネックになって買取業者にそのまま引き取ってもらっているという人も多いのでは?
この記事を読めば
- ヤフオクでバイクを売却する手順
- できるだけ高く売るコツ
を知ることができます。
バイクを高値で売りたい人は是非参考にしてみてください。
僕自身、実際にヤフオクで売却しましたが、意外に簡単に売れてビックリしました。
業者に買い取ってもらうよりも圧倒的に高く売れるので、是非とも実践してほしいと思います。
目次
自分のバイクの相場を知ろう
ヤフオクにバイクを出品する前にやって欲しいのが、買取業者にバイクを査定してもらうことです。
査定自体は無料のため、プロの買取士に相場価格を確認し、自分のバイクが現状いくらくらいで売れるのか?はまず最初に把握しましょう。
安く売りすぎたら利益は減りますし、逆に高すぎたら入札されず一生かかっても売れませんからね。そういった意味で相場価格の把握は非常に大切です。
買取業者は全力でバイクを買い叩きにくるので、思っているよりも低い額を提示されることはざらですが、あくまで今回は「いい価格で売れたらいいんですけどね~」ぐらいのスタンスでいきましょう。
ちなみに査定を呼んでしまったら売ってしまわないといけないと思っている人がたまにいますが、別にそんなことはありませんので安心してください。
断りにくい人は「ちょっとじっくり考えますね。。」とでも言って帰ってもらいましょう笑
査定を出すなら客観的に相場を判断するためにも相見積もりが基本ですが、一括査定サイトで見積もりをお願いすると、めちゃくちゃ電話がかかってくるので、対応が結構大変だったりします。
何回か相見積もりで買取してもらった僕の経験上、査定方法は業界でマニュアルで管理されているので、どこの業者も査定金額はほぼ変わらないです。
ですので、僕のオススメは業界最大手で、査定スケジュールの都合がつけやすい『バイク王』にまずはお願いするのがオススメです。
バイクをヤフオクで売却する前の準備
必要書類を整理しよう
さて、ヤフオクでバイクを出品するためにまずは売却するために必要な書類を整理しておきましょう。排気量によって必要になる書類・手続きが異なるので注意が必要です。
250cc未満の場合は車検がないため、事前に必要な書類は下記の通りです。
- 軽自動車届出済証
- 自賠責保険証
一方で250cc以上の場合は車検があるため、必要な書類は下記の通りです。
- 車検証
- 軽自動車税納税証明書
- 自賠責保険証
ちなみに軽自動車届出済証・車検証・軽自動車税納税証明書を、もし紛失している場合でも陸運局に行けば再発行してもらえるので安心してください。
バイクを売却する場合、行政上の手続きは下記2パターンがあります。
- 名義変更
- 廃車後に再申請
名義変更の場合は、出品者から落札者へ名義変更前に譲渡し、あとから落札者の最寄りの陸運局に名義変更してもらうことが一般的です。(出品者が名義変更を行うという場合ももちろんあります。)
しかし落札者が名義変更してくれない場合、税金や違反通知が出品者宛てに来てしまい、色々と面倒なことに巻き込まれる可能性は捨て切れません。(なので保証金などをもらうことが一般的のようです。)
250cc以上のバイクは廃車するともう一度車検を受け直さなくてはならないため、名義変更で譲渡するのが一般的ですが、250cc未満のバイクは車検がないため、登録の際に陸運局へ車体を持ち込む必要がありません。(書類上の手続きのみ)
ですので、250cc未満の場合は無理に名義変更ということにせず、
『廃車手続きを済ませてからバイクと一緒に登録に必要な書類を落札者に郵送する』
というのが売却後もトラブルなくスムーズに取引できます。
洗車して見た目をきれいにしよう
売却用にバイクの写真を撮る前に行って欲しいのが洗車です。
泥だらけの汚い車体と綺麗なツヤのある車体の場合、同じ車体でも後者の方が高く売れるからです。
洗車はカーシャンプーとワックスを使い丁寧に作業すると、見違えるほど綺麗になるので、高値で売りたいという人は是非試してほしいと思います。
作業時間は1時間ぐらいですが、費用対効果としてはかなり効果的です。やって損はしません。
洗車グッズがないという人はコイン洗車場を利用するのがおすすめです。700円ぐらいで使うことができますし、汚れはかなり落ちます。
また洗車をすると、車体の傷や錆びがどこにあるか結構気がつくものですので、車体の外装チェックもできて一石二鳥です。
車体の状態をチェックしよう
洗車が終わって外観を綺麗にしたところで、次に確認してほしいのが車体の状態のチェックです。
プロのバイク屋さんではないので、完璧な点検整備は難しいですが、最低限確認してほしい項目として
- エンジンは一発始動するのか
- アイドリングは安定しているか
- 異音はないか
- 白煙を吹いたりしていないか
- オイル量は適正か
- 灯火類は正常に動作するか
- タイヤの残り溝はどうか
- ブレーキパッド残はどうか
ぐらいは素人でも確認できるので、出品前に事前にしっかりと把握しておきましょう。
調べた内容は出品時の説明欄にしっかりと記載した方がいいのは言うまでもないですね。
傷・錆びがあった場合、程度がどれくらいか?写真を掲載するなど、出来るだけ詳細を書いた方が落札者は安心できますし、売買後のトラブルもなくてすみます。
出品用の写真を取ろう
バイクの外装も綺麗にし、バイクの状態が把握できたら、次は出品用に写真を取っていきましょう。
ヤフオクの場合写真は10枚まで掲載できるので、面倒くさがらずに出来るだけたくさん写真は載せるようにしましょう。
カメラはスマホカメラで十分です。筆者は手持ちのスマホカメラでいつも撮影していますが、十分綺麗な写真が取れます。
それでは、実際に筆者のバイクを参考に写真を撮っていきます。
とはいえ別に難しいことはしません。普通に全体像→詳細の順に撮っていくだけです。
まずは全体から、前後左右しっかりと載せましょう。バイクの若干下から覗き込むようにすると綺麗に撮れます。
(写真は暗所で撮っていますが、出来るだけ明るい場所で撮った方が車体は綺麗に見えるのでオススメです。)
走行距離がわかるメーター周りも必須▼
溝の残量がわかるようにタイヤのアップ写真も載せた方がいいでしょう。▼
あとは、傷・汚れがあるところはアップにして写真で載せましょう▼
画像の他にも動画を撮影してYouTubeにアップロードしておくのも大変良いです。
動画の場合は、音も確認することができるので、エンジンの始動性や異音などを落札者は確認でき、バイクの状態をお伝えするのにかなり役立ちます。
特にキャブ車の場合、エンジンの始動性というのは非常に気になるもので、購入する側に立ってみると不安も大きいです。
なので、セル一発で始動する動画などを載せれば安心感はかなり増すと思います。
最初に素手でエンジンやマフラーを触ってから、セルを回すことで一発始動のアピールをするのも効果的です。
ヤフオクでバイクを出品する手順
さて、前準備が済んだところで早速ヤフオクにバイクを出品していきましょう。出品する前提としてYahooアカウントをプレミアム登録(月額462円)する必要があるので要注意。
プレミアム登録自体は金額的に大したことないので、出品するために1ヶ月だけ登録して、落札後すぐ解約するようにすると、無駄な費用がかからなくて済みます。
バイクを出品するカテゴリは「自動車、オートバイ > オートバイ > オートバイ車体」で出品するようにしましょう。
「自動車、オートバイ > 中古車・新車」 計6160円の出品手数料が掛かるの対し
「自動車、オートバイ > オートバイ > オートバイ車体」 計1980円の手数料しか掛からないからです。
例えばNINJA650の場合だと、『自動車、オートバイ>オートバイ>オートバイ車体 > カワサキ > 401cc-750cc』という感じです。
バイクカテゴリはヤフオクアプリからは出品できないようになっているので、
スマホで出品する際はアプリからではなくwebブラウザを使うことによって上記カテゴリから出品できます。
ただし見やすい説明文を書くためにも、PCで出品することをオススメします。
ヤフオクに出品するポイント
輸送方法は事前に決めておこう
出品すると、よく聞かれるのが
~まで配送料はいくらぐらいですか?
という質問です。
送料が落札者負担だったらありがちな質問ですので、事前にどこの配送業者を使うのか決めておき、質問があれば見積もりはすぐに計算できるようにした方がいいです。
個人的には見積もりがweb上で簡単に出せる輸送業者が質問の都度すぐに調べられるのでおすすめです。
Web上で簡単に見積もりできる輸送業者は主に下記の5社です。
上記の輸送業者であれば、各社HPの見積もりで、都道府県単位と車種を指定すれば、ものの数分で正確な輸送料金がわかります。(個人情報は不要)
ですので、上記の中から、ご自分の条件に合ったバイク業者を選ぶのが無難かなと思います。
業者選びで大切なのは料金はもちろんですが、
- デポ持ち込みか自宅引き取りか?
- 自宅引き取りの場合、いつ引き取り可か?
は最低限確認するようにしましょう。
特に引き取りにきてもらう日程が平日の昼間しか無理という業者も多数ありますので、土日休みのサラリーマンは特に注意しましょう。
料金面の比較は一括査定サイトを使って、複数社を一斉に見積るのが手っ取り早いです。
ただし、一括見積もりには個人情報を入力しなければならないため、毎回情報を入力するのは手間です。距離の前提条件を決めて(例えば大阪~東京など)試算して見るのがオススメです。
後、輸送業者が代行して名義変更や廃車手続きをやってくれるサービスがありますが、業者に必要書類の郵送などで手続きに時間はかかるし、代行手数料は高いです。
名義変更や廃車手続きはそれほど難しくはありませんので、平日休みがどうしても取れなくて陸運局に行けないという人以外は自分で行政手続きすることをおすすめします。
ちなみに、バイク輸送の方法は
- 直接引き取りにきてもらう
- バイク輸送業者を手配する
の2パターンが主流です。
①の場合は名義変更でしたら、そのままバイクに乗って帰ってもらうだけなので簡単ですが、廃車済みの場合は軽トラックなどで引き取ってもらわないといけないので、落札者の要望次第ですが、少し面倒です。
また、面直で会う面倒ごとに巻き込まれる可能性もあるので、よほど落札者が近場でない限りはバイク輸送業者を利用するのがおすすめです。
商品説明欄は丁寧に書こう
商品説明欄はできるだけ詳細かつ丁寧に書くことを心がけましょう。箇条書きで見出しを作ると見やすくて効果的です。
説明欄に書くべき最低項目としては
- 車両情報
- カスタム情報
- 引き渡し方法
は必要な情報ですので、書いておきましょう。
また、注意事項として『基本的に商品は中古車ですので現状渡し(現状販売)、ノンクレーム・ノンリターンでお願いします。状態はできるだけ写真を見て判断願います。』
という一文を添えておいた方がトラブルの予防線を張ることができるので、説明欄の最後に注意事項も書いておくようにしましょう。
ちなみに説明欄は「オークションプレートメーカー」を使うと、下図のような説明欄を簡単に作ることができるので、是非活用するようにしましょう。(ハルオはノーマルB 濃黄をいつも使用しています。)
スマホでも商品説明欄を入力することができますが、作業のしやすいPCで説明欄を作成することをオススメします。
落札後の流れ
めでたく落札されましたら、すぐにでも次の対応に取りかかりましょう。
バイクは安い買い物ではないため、その分誠意ある対応をしてもバチはあたらないはず。
何よりせっかく買い手がついたのにご破算になると金額が高額だけにまた一からやり直すのはメンタル的にもかなりきついです。
落札後の流れとしては下記の2ステップです。
- 行政手続き(名義変更・廃車手続き)
- 書類とバイクを郵送
行政手続きは譲渡証明書などの他人に譲渡するために必要書類をもらうために必要です。
行政手続きの具体的な方法は下記記事にまとめているので、参考にしてみてください。
基本的に出品者側は名義変更もしくは廃車手続きを行う場合でも、書類上の手続きのみなのでそこまで煩わしくはありません。
ただし行政手続きを行ってくれる陸運局は平日しかやっていないのて要注意です。
行政手続きが終わって落札者に送付する必要書類が揃ったら、次は事前に検討していたバイク輸送業者にコンタクトしましょう。
引き取り日程を業者と調整することになりますが、その際に譲渡証明書などの必要書類も同時に送れるか輸送業者に確認しておきましょう。
だいたいの輸送業者はバイク輸送時に必要書類も同時に渡せる場合が多いです。
余計な手間と費用を省くためにもバイクと同時に書類も預けることをおすすめします。
後は業者がバイクを引き取りに来てくれるので、それを見届ければ出品者側でやる作業は終了です。
落札者から受け取り連絡がくれば、無事に取引は完了ってわけです。
バイクをヤフオクで売るのは簡単
以上がバイクを『ヤフオク出品~落札後の対応』の流れでした。
出品までの手間はありますが、実際に売ってみると思っているよりも簡単に売買できます。
売り出すまでに何をやらないといけないのか?というところが一番難儀しますが、やり方さえわかったらそこまでハードルは高くありません。
確かにバイク王などの買取業者に売ったほうがすぐに売れるのは間違いなありませんが、二束三文で買い叩かれる場合が高いです。
より高く売却したいならヤフオクでバイクを売ることが断然おすすめです。
多少の手間はかかりますが、高値で売れるし、売却方法自体は素人でも十分できるレベルです。
是非チャレンジして欲しいと思います。