どうも、こんにちは。ハルオ(@haruovlog)です。
今回は僕が普段使用しているジェットヘルメット?『EXCEED』をレビューしていきます。
『EXCEED』は自転車のヘルメットで有名なOGK KABUTOがバイク用に展開している軽量・コンパクトをコンセプトに販売しているジェットヘルメットです。
JIS規格取得の安全性が高くコスパがいいジェットヘルメットということで今回購入しましたが、実際使ってみてどうだったのか?
良かった点、悪かった点と合わせて説明していきたいと思います。
ヘルメット選びで悩んでいる方の参考になれば幸いです。
基本情報
- 軽量、コンパクトでありながら、先進の帽体成形技術と安全設計によりJIS規格を取得
- 日差し対策に効果を発揮する、大型のインナーサンシェードをヘルメット内に標準装備。
- 新設計のシールドにより風切音の原因になる空間を無くし、高い静粛性を実現している。
- シールドサイズを伸長しつつ、走行風を効率良く左右に分割するリブの採用で風の巻き込みを低減。
- Kabuto独自の特許システムであるウェイクスタビライザーによるライダーの負荷低減。
- エアベンチレーションはヘッド・リア(頭部左右・頭部後方)の3か所に配置されており、より多くの走行風をヘルメット内部へ導入。
- あご紐はつけ外ししやすいマイクロラチェットを採用。
- メガネ用スリットも標準装備。また、内装はすべて脱着できるため洗濯も可能。
- 別売りのピンロックシートを装着することで曇り止め対策も可能。
- 発売日:2018年5月発売
- 希望小売価格 26,500円(+消費税)
サイズ
シェルサイズは2つでXS/S/M、L/XLの計5サイズ。
これにより被り心地や重量が最適化されています。
さらに詳しく知りたい方はOGK KABUTOのHPへ⇩
インプレ・レビュー
内容物
今回ハルオが購入したのはグラフィックモデル、
デリエ(DELIE) フラットブラックグレーのMサイズです。
楽天市場で21,264円(税込)で購入しました。こちらをレビュー・インプレします。
9月~11月の約2ヶ月使用
内容物は以下の通りです。
右上から時計周りに
- 取り扱い説明書
- 収納袋
- ヘルメット本体
となっています。
曇り止めのピンロックシートが付属品ではなく別売りとなっているので注意が必要です。
外観・重量
▼前
▼横
▼後ろ
サイズは地面に置いた状態で約30×25×34(cm)(高さ×横幅×奥行き)です。
参考にOGK KABUTOのフルフェイスヘルメット 『エアロブレード5』と比較してみます。
▼外観比較
フルフェイスヘルメットと同じくらいのサイズ感ということがわかります。
ジェットヘルメットというとフルフェイスより小ぶりな印象でしたが思っていたより大きいです。『EXCEED』はインナーサンシェードを内蔵している分サイズが大きくなっているのかもしれません。
ジェットヘルメットの中では大柄な部類なので、一部のメットインスペースには入らない可能性があるので要注意です。
重さは実測で1,570gです。
上記のフルフェイスヘルメット『エアロブレード5』は1,433gですので、
まさかのフルフェイスヘルメットよりも重いという結果になりました。
ただしKABUTOの標準的なフルフェイスヘルメット『KAMUI』の1,500gと比較すると『EXCEED』は標準的なフルフェイスと同じくらいの重量となります。
被っていて特段重いと感じることはありませんでした。エアロブレード5が軽すぎましたね笑
個人的にはインナーサンシェードは必要ないので、
その分帽体をコンパクトにして重さも抑えて欲しかったところです。
内装・顎ひも
内装は基本的な部分は全て取り外し可能です。
内装生地は肌触りがよく、こめかみからチーク周りのホールド感はきつくなく適度な感じです。
僕は普段フルフェイスを着用しているので、個人的にはもっとホールド感がある方が好みでした。
またメガネスリットが深く彫られているので、メガネの脱着はやりやすいですが、メガネを着用したまま脱着出来るわけではないので、期待していたほどではないかなと言った印象です。
顎ひもはDリングではなく、脱着性を重視したマイクロラチェット方式となっております。
ベルトの部分を引っ張ると一瞬で脱着することができるため非常に便利です。
グローブをはめた状態でも脱着できるので、これを使うとDリングには戻れなくなります。
安全性に関してもワンタッチ式バックルよりも全然保持力があるので、万が一事故した時も外れなさそうな頑丈なつくりでした。
インナーサンシェード
ヘルメット左側シールド後方のレバーを上げるとインナーサンシェードが連動して降りてきます。
僕の場合鼻先ぐらいまでサンシェードが降りてきますので、必要十分な大きさだと思います。
しっかりとした日差し対策になるので使用される場合は実用的な機能だと言えます。
シールド
シールドを降ろすと顎より下にシールドの下端がきているように、かなり大きめにシールドが作られているのが特徴的です。
そのおかげか顎下からの巻き込み風も気持ち少ないです。
シールドの開閉は楽に行うことができ、開閉時はガッガッガッと開ける感じで、開度は5段階あります。
風切り音
風切音はそこそこ発生しています。
常用域である60km/h位からサイド部分から「ヒューヒュー音」とヘルメット内の巻き込む風の音が入ってきているように感じます。
当然高速だとより顕著に巻き込み風が発生するので、長時間の高速走行は向かない感じですね。
ベンチレーション
ベンチレーションの箇所は以下画像の通り、3か所にあります。
▼頭頂部に開閉式のベンチレーションが二つ
▼後頭部に開閉式のベンチレーションが一つ
各部のベンチレーションを全開にしても、特段空気の流れをすごく感じることはなかったです。
空気が流れている気がするかも?ぐらいな感じです笑
ただ、ジェットヘルメットなので首下からの巻き込み風のおかげもあり、夏場でも十分快適に被ることができます。
空力性能
風の巻き込みを抑える新設計のシールドとOGK Kabutoの技術特許ウェイクスタビライザーにより70km/h以上で走行しても頭がぐらつくこともなく、正面からの走行風が頭部に負担をかけている感覚はほとんどありませんでした。
ただ左右を向くとさすがに少し風の抵抗を受けるので、ジェットヘルメットの中では頑張ってる印象でした。
この値段でのヘルメットだと、十分な空力性能だと思います。
まとめ
『EXCEED』は独自の大柄なシールドとウェイクスタビライザーによる優れた静粛性、快適性に加えて、インナーサンシェード搭載とこの価格では多機能で破格の性能を備えています。
ただし、謳い文句ほどのコンパクトさ、軽量さがなかったところが残念でした。
サイズの大きさが気にならない人にとっては買いのヘルメットだと思います!
軽さ:
大きさ:
静粛性:
被り心地:
機能性:
ベンチレーション:
空力性能:
コスパ:
総合評価:
▼その他のOGK KABUTOのヘルメットのレビューはこちら
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