ヘルメット

OGKカブト エアロブレード3と5新旧モデルを徹底比較【正当進化】

どうも、こんにちは。ハルオ(@haruovlog)です。

OGKが販売している軽量フルフェイスヘルメット『エアロブレード5

前モデル『エアロブレード3』は一般的なヘルメットの重量が1500g~1600gの中、1300g前後と圧倒的な軽さがセールスポイントでした。

そして2017年に後継モデルとなる『エアロブレード5』が発売されました。

ハルオ
ハルオ
僕は元々『エアロブレード3』を使っていたので『エアロブレード5』の発売を聞き、早速乗り換えてみることにしました。

今回は実際に『エアロブレード5』と『エアロブレード3』両方を使ってみて、

先代『エアロブレード3』と比べて『エアロブレード5』はどう進化しているのか?

を二つのヘルメットを比較しながら見ていきたいと思います!

 

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基本情報

オージーケーカブト(OGK KABUTO)バイクヘルメット フルフェイス AEROBLADE3 LINEA (リネア) フラットガンメタ (サイズ:S)
オージーケーカブト(Ogk Kabuto)

エアロブレード3エアロブレード5
発売日2012年4月9日2017年6月14日
希望小売価格31,500円32,000円
実売価格24,200円23,500円
安全規格SG規格JIS規格
重量(実測)1,350g1,433g
顎ひもDリングマイクロラチェット
内装フル脱着可フル脱着可
付属品ブレスガード、
ウインドシャッター
ブレスガード、
ウインドシャッター
ピンロックシート同梱別売り
メガネ用スリットありあり

スペック上の主な違いは、

  • 重量
  • 安全規格
  • 顎ひもの構造

といったところでしょうか。

エアロブレード5は重量面を犠牲にして、安全面を改善したという感じです。

まずエアロブレード3はSG規格しか通っていませんが、エアロブレード5はJIS規格に通っています。

SG規格はホームセンターの半ヘルとか日本でヘルメットを売る上での最低限の規格なので、エアロブレード3の安全面は正直微妙です。

あご紐はエアロブレード3がDリング、エアロブレード5がマイクララチェット方式となっています。

個人的にはグローブをしていても脱着できるマイクララチェット方式が好きですが、Dリングの方がいいという方もいるので、賛否両論ですね。

当時の価格を比較するとエアロブレード3は曇り止めのピンロックシードが同梱されているのに、エアロブレード5より若干安いためお得感があります。

ただし、エアロブレード3は現在廃盤なので、新品を買おうとするとエアロブレード5より高くつきますが…

次は実際にエアロブレード3とエアロブレード5の実物を見て比較検討していきます。

インプレ・レビュー

今回比較するモデルは

  • エアロブレード3はグラフィックモデル『ステラート ホワイト/ブラック』のMサイズ。2012年当時3万弱で購入。
  • エアロブレード5はグラフィックモデル『スマート フラットブラックホワイト』のMサイズ。楽天市場で29,500円(税込)で購入。

これら2つを比較しながら、インプレ、レビューしていきます。

外観・重量

最初に外観を比較してみます。

▼後ろ

サイズは実測すると、地面に置いた状態で

『エアロブレード3』が約25×25×36(cm)(高さ×横幅×奥行き)

『エアロブレード5』が約25×25×36(cm)(高さ×横幅×奥行き)

でした。

大きさは二つとも変わりませんね。

帽体自体は特段小さいというわけでもなく、被った感じ通常のフルフェイスと変わらない大きさでした。

次に重量です。

『エアロブレード3』の重さは実測で1,350g。

『エアロブレード5』の重さは実測で1,433g。

平均的なフルフェイスヘルメットの重量が1,500~1,600gなので、両モデルともかなり軽量ということがわかります。

二つを比べてみると、100g弱の重量差通り、被っている感じはエアロブレード3が軽く感じます。

もちろん『エアロブレード5』も十分軽いですけど、この重量差は長距離ツーリング時に首回りの負担としてはかなり違ってくるなと感じました。

内装・顎ひも

2つとも内装の構造は同じで、基本的な部分は全て取り外し可能です。

内装は経年劣化で『エアロブレード3』の頬当たりのホールド感が緩くなっていますが、肌触りがよく、適度な感覚で被っていて安心感があります。

生地も同様でクールマックスを採用し、発汗性があるということで、夏場に内装がベタベタするということもなさそうです。

顎ひもは

エアロブレード3はDリングを採用し、

エアロブレード5は脱着性を重視したマイクロラチェット方式となっております。

マイクロラチェットは、グローブをつけた状態でも一瞬で脱着することができるので、非常に便利です。

ラチェットは特に緩いということもなく、外れることはないとは思いますが、プラスチックっぽい素材なので、強度に少し不安があります。

外れにくさではDリングに軍配があがると思うので、賛否が分かれるところです。

正直一回ラチェット式をつかってしまうとヘルメットの脱着が楽すぎて、Dリング式には戻れませんね笑。

▼エアロブレード3はDリングを採用

 

▼エアロブレード5はマイクロラチェット式を採用

 

風切り音

『エアロブレード3』は60km/hを超えたあたりから、風切り音がします。

ヒュンヒュンとなかなかの音がしますが、僕はあんまり気になりませんが、人によっては気になると思います。

後述するシールドの作りがちゃっちいことと、重量を軽くする犠牲でヘルメットの剛性が足りていないのか、巻き込み風の影響が大きいと感じます。

特に首周りの巻き込み風が気になります。

一方『エアロブレード5』の場合、風切音はシールドを閉めた状態ですと、ほとんど気になりませんでした。

シールドを開けた状態ですとヒュンヒュンと風切音がしますが、閉めたとたんに音が無くなります。

『エアロブレード5』の静粛性は3からかなり進化していると感じました。

シールド

『エアロブレード5』のシールドはセンターロック式が採用されており、シールドを閉じるとロックされる機構になっています。

開けるときは真ん中のつまみを抑えながらでないと開けることができまません。

この構造ゆえに『エアロブレード3』よりもスキマ風が入りにくい堅牢な構造となっています。

一方『エアロブレード3』のシールドにロック機構はなく、普通に開閉するだけです。このあたりは安っぽさが目立ちますが、その分シールドの開閉がしやすいです。

両方モデルとも、ワンタッチでシールドを取り換え可能なDAFシールドシステムを搭載しています。

ベンチレーション

ベンチレーションの箇所は以下画像の通り、3か所にあります。

▼シールド下に開閉式のベンチレーションが一つ

▼頭頂部に開閉式のベンチレーションが一つ

▼後頭部に固定式のベンチレーションが一つ

 

静粛性に悪い影響を与えていたからか、『エアロブレード3』では後頭部のベンチレーションは開閉式だったのが『エアロブレード5』では固定式に変更となりました。

ベンチレーションの差異は両モデルで特段感じせんでしたが。頭の上に風がぬけている感じはするため、それなりにベンチレーションは効いていると思います。

空力性能

どちらも空力性能は申し分ないです。

70km/h以上で走行しても頭がぐらつくということもなく、軽さも相まって非常に快適です。

これはエアロブレード3も満足な性能を持っていると感じました。

ただし、エアロブレードシリーズは帽体が横に大きいので、正面を向いて走行している時は確かに快適ですが、左右に顔を振ると風の抵抗が少し大きく感じました。

とはいえ、高速走行で顔を振ることはほぼないと思うので、実用性としては申し分ない空力性能と言えます。

まとめ

結論として、『エアロブレード5』は『エアロブレード3』より安全性、快適性が大幅に進化した正統モデルといえます。

特別な理由がない限りは『エアロブレード5』の購入で間違いないです!

ただしヘルメットの100gの重量差というのは意外に大きく、長時間のツーリングでの疲労具合に間違いなく影響が出てきます。

なので、軽量ヘルメットが欲しいという方は『エアロブレード3』を選ぶのも選択肢としてありだと思います。

僕自身、長年『エアロブレード3』 を使っていましたが、当時そこまで不満はなかったですから、軽さは正義でしたね笑。

後、個人的には『エアロブレード3』の方がかっこいいグラフィックモデルが多かったので、できたら僕が持っている3と同じグラフィックを5でもだしてほしいなーと思っていたりします笑

総評
エアロブレード3エアロブレード5
軽さ
大きさ
静粛性
被り心地
機能性
ベンチレーション
空力性能
コスパ
総合評価

 

 

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