どうも、こんにちは。ハルオ(@haruovlog)です。
- ヘルメットって重くて肩が凝って困る。オススメがあったら教えて欲しい
- 軽量コンパクトで快適なヘルメットが知りたい
今回はそんな方に向けて、ヘルメットメーカー最大手のSHOEIが発売しているロングセラーモデル『SHOEI Z-7』を紹介します。
『SHOEI Z-7』の特徴はなんといってもその圧倒的な軽さです。
他社のヘルメットの追随を許さない軽さとコンパクトさを追求したその快適性は普段使い~長時間のツーリングまでどんな場面でも疲労感を軽減できること間違いなしと言えます。
発売から五年以上経過しているモデルですが、いまだに売れ続けているのが人気の高さを物語っています。
この記事では
- SHOEI Z-7の特徴
- SHOEI Z-7を実際に使った感想
を解説していきます。
フルフェイスヘルメット選びの参考になれば幸いです。
目次
SHOEI Z-7 基本情報
安全規格 | JIS |
---|---|
重量 (Mサイズ) | 1,356g |
顎紐 | Dリング |
付属品 | チンカーテン、ブレスガード、ピンロックシート |
主な特徴 | SHOEIが展開する軽量かつコンパクトなフォルムを追求するZシリーズの最新版。圧倒的な軽さとエアロフォルムはライダーの疲労軽減に大きく寄与するツーリングヘルメットの決定版 |
希望小売価格: | 45,000 円 (税抜) |
SHOEI Z-7 外観
今回紹介するのはZ-7のグラフィックモデル『ドミナンス グリーン』。現在は既に廃盤になっているモデルです。
SHOEIのグラフィックモデルは廃盤になっているモデルが多数存在するので、気になったモデルがあれば早めに購入する方がいいかもしれませんね。
サイズは他ヘルメットと同様でいつも通りのMを購入しました。
それでは「Z-7」の外観から見ていくことにします。
▼前
▼横
▼後ろ
サイズは地面に置いた状態で約25×23×34(cm)(高さ×横幅×奥行き)です。
大きさ比較でOGK Kabutoの軽量コンパクトなフルフェイスヘルメット『エアロブレード5』と試しに比較してみます。
▼外観比較
2つを並べると高さと横幅はエアロブレード5とZ-7はほとんど変わりがありませんが、奥行きがエアロブレード5はかなり長いことがわかります。
やはり横に並べてみるとヘルメット毎に全体的なフォルムの違いがよくわかりますね。
Z-7の方がコンパクトでより球体に近い感じです。
SHOEI Z-7 重量
次に重量を測ってみます。
『Z-7』の重量は実測で1,403gでした。
ヘルメット内にはインカム用のスピーカーと配線があるので、実際のところは1,380gぐらいというところ。
ちなみにメーカー公式HPによる重量記載は下記の通りですが、実測値とほぼ同じ数値に収まっていることが分かります。
フルフェイスヘルメットの平均的な重量が1,500gなので、1,400g台でも軽量な部類に入る中、Z-7は驚異的な軽さと言えますね。
持った感じから軽いのがわかりますし、実際に被って首を左右に振ると、明らかに首にかかる負担が他のヘルメットと違うのが感じます。
ハルオは肩が凝りやすく、普通のヘルメットなら1時間ぐらいで首・肩が凝ってしょうがないのですが、Z-7はロングツーリング時も首・肩が凝ることなく、首の疲労感が本当に違うんです。
ヘルメット選ぶ上で重量は快適性の上で最も重要だとこのヘルメットを被ることで実感することができます。
それぐらい軽いヘルメットというのは疲労感が違うんですよ。
SHOEI Z-7 内装・顎紐
次に被り心地に影響するヘルメットの内装を見ていきます。
内装は基本的な部分は全て取り外し可能で洗うことができ、また内装のパッド部分の厚みを変更することで、ヘルメット内のサイズ調整をすることが可能です。
ただし、内装の調整は店舗でやってもらう必要があるので要注意です。(ちなみに内装セットは一万円します。高い。。)
被り心地としては全体的に内装のパッドのクッション性はあまりなく、ガッチリと頭をホールドしてくれる印象です。
チークパッド周りもしっかりとホールドしてくれるので、安心感があります。
内装の素材には東レ製の高吸放湿性ナイロン素材、quup(キュープ)を採用することで効果的に汗の吸収を早めてくれるので、夏場で汗をかいてしまう状況でも快適な状態をキープしてくれるのは高価格帯ヘルメットならではと言えるでしょう。
また肌に直接当たるチークパッドやうなじの部分には起毛素材が採用されているので、肌触りとしてはソフトな感触が高級感を醸し出しています。
▼内装は高吸放湿性の起毛素材を採用しているので、肌触りが良い
顎紐はDリングを採用しています。
個人的には『SHOEI GT-Air2』みたいな片手でも取り外しができるマイクロラチェット方式の方が取り外しが楽チンで好みなのですが、安全性対策でDリングにしたのかもしれません。
Dリングは片手は愚かグローブをつけた状態でも取り外せないから使い勝手は正直微妙なんですよね。
Z-7はツーリングヘルメットの位置付けなので、次回作からGT-Air2と同様にマイクロラチェットに変更して欲しいところです。
▼顎紐はDリングを採用
SHOEI Z-7 シールド
Z-7のシールドの開度は8段階に微調整できるので、チョイ開けに対応できるのは地味にありがたいポイントです。
シールドを全閉時には、密閉性を高めるためシールド左ノブ部裏側のフックをシェル側の溝に引っ掛けて固定する構造になっています。
そのおかげで、シールドは開閉しやすいのに、走行風でシールドの隙間がガタつくということは一度もありませんでした。
▼Z-7は曇り止めのピンロックシートを標準装備
SHOEI Z-7 空力性能
ヘルメットはコンパクトな流体形状なためため、風の抵抗を受けずらくなっていることもあり、直進安定性は優れてると感じました。
流石にレーシング仕様のヘルメットや上位モデルのX-14に比べると高速域では劣る感じがしないこともないですが、一般公道を走る分には必要十分です。(素人には違いはほとんど感じられません笑)
コンパクトなのとSHOEI独自のエアロフォルムによって十分な空力性能と安定感を発揮しています。
SHOEI Z-7 静粛性
静粛性は総じて優秀で、下道を走行中の場合、変な風切り音もなく。インカムで音声通話しても相手側の音声をしっかりと認識することができます。
相手側の方もバイクに乗っているのに気づかないくらい走行音や周りの雑音が聞こえていない様子でした。
ただ、上記は下道前提の話なので、高速走行時は、風の抵抗音がかなり大きくなり静粛性はあまり期待できません。
別に静粛性をうたっているヘルメットではないので良いのですが、正直高速でインカム通話するのは、少ししんどいかなといった印象でした。
SHOEI Z-7 ベンチレーション
ベンチレーションの箇所は以下画像の通り、5か所にあります。
結構充実している印象です。
▼シールド下に開閉式のベンチレーションが一つ
▼頭頂部に開閉式のベンチレーションが3つ
▼後頭部に開閉式のベンチレーションが1つ
実際に使ってみると、口元のベンチレーションはあまり効いている感じはしませんが、頭頂部のベンチレーションは顔~後頭部まで空気の流れを感じることができたのでベンチレーション機能はそこそこと言ったところです。
全体的に空気の流入はしっかりと感じることができたので他フルフェイスと比較すると十分優秀な方だと言えます。
ちなみにチンカーテンをしてない状態だと、首もとからの風の巻き込みが多いので、ベンチレーションではないですが、かなり首もとは涼しかったりします。(冬は死にますが‥)
SHOEI Z-7 まとめ
やはり圧倒的な軽さとコンパクトさがSHOEI Z-7の何よりの特徴です。
特に重量はヘルメット選びの重要な要素で、軽いと肩・首にかかる負担は軽減されるので、ツーリング時の疲労感は全然違います。
SHOEI Z-7は軽いから静粛性や空力性など他の機能を犠牲にしているわけでもなく、高価格なヘルメットなだけあって、非常に高い水準でまとまっていると感じました。
あまりの軽さに公道で走る分だとこれ以上快適なヘルメットは存在しないのでは?と思ってしまうぐらいです。
何よりも軽さを重視する方に『SHOEI Z-7』は間違いなく損はしない。そんなヘルメットだと感じました。
軽さ:
大きさ:
静粛性:
被り心地:
機能性:
ベンチレーション:
空力性能:
コスパ:
総合評価:
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