どうも、こんにちは。ハルオ(@haruovlog)です。
多人数でツーリングに行く時重宝するアイテムと言ったら、運転中でも仲間と通話できる『インカム』です。
しかし、一つ買うだけでも3万以上するし、少なくとも2台必要なので、最初の一台で気軽に買える値段ではないですよね。
そこで代替案として出てくるのがAMAZONでよく売られている『中華製インカム』
二つセットで1万円そこそこの値段で売られている商品が多いため気軽に買えるのが特徴です。
しかし、
中華製インカムって実際使えるの?
安物買いの銭失いになるんじゃないの?
という疑問は尽きないと思います。
そこで今回は中華製のインカム「Freedconn TCOM-SC X2」を実際に購入レビューしていきます。
中華製インカムの購入を検討されている方の参考になれば幸いです。
実用性は十分かつ、コスパもかなり高いので、1台目で「とりあえずインカムが欲しい」という人には十分おすすめできる商品でした。
目次
中華インカムFreedconn TCOM-SCの基本情報
同時通話人数 | 二人※ペアリングは3台まで可 |
---|---|
通信可能距離 | 800m |
連続通話時間 | 8時間 |
ラジオ/音楽 | ○ ※通話との同時利用不可 |
防水 | 生活防水対応 |
実勢価格 | 6,300円 (2台セットで12,000円) |
特徴 | ディスプレイ搭載で操作状態が視認可能 ワンタッチで通話、音楽の切替が可能 |
中華インカムFreedconn TCOM-SCの内容物
今回は中華インカム『Freedconn TCOM-SC X2』のソフトタイプ2台セットをAMAZONで12,000円(税込)で購入しました。
僕はタンデムで使うことを前提で購入。一つはジェットヘルメット、もう一つはフルフェイスヘルメットに装着しました。使用期間は1年以上のレビューとなります。
セット商品の内容物は以下になります。
・リスト
- インカム本体
- イヤホンマイク
- 粘着テープ
- USBケーブル*2
- クリップベース*2
- 六角ボルト回し
- 説明書
- 保証書
中華インカムFreedconn TCOM-SCの取り付け方法
インカムを使うには配線を行う必要があります。配線は以下の通りに行いました。取り付けの際に参考にしてください。
▼インカム本体を取り付けるクリップベースをヘルメットに挟み込みます。
挟み込みんだクリップがずれないようにボルトで固定します。
▼クリップベースは運転中にも操作できるように左側に取り付けました。
▼クリップベースにインカムを取り付けてみました。
▼OGKカブトのヘルメットは耳の所にスペースがあるのでここにスピーカーを仕込みます。
▼耳周りのパッドを取り外して、両面テープを貼り付けました。
スピーカーはマジックテープで固定されているので、取り外しが可能です。
▼逆側にもスピーカーを取り付けます。配線はパッドの後ろになるようにします。
▼フルフェイスヘルメットの場合、口もとにマイクを取り付けました。
マイクは上図のように配線できるソフトタイプと、ヘッドセットのようなハードタイプの2種類があります。
ソフトタイプはフルフェイス、ハードタイプはジェットヘルメットでの使用を前提としているようでした。
中華インカムFreedconn TCOM-SCの基本操作
電源ボタン、音量調整、通話⇆音楽の切換の基本操作は以下の通りです
次にペアリングの方法を解説します。ペアリング時は電源ボタンしか使いませんので、操作はいたってシンプルです。
携帯等の電子機器とペアリング
まず、インカム本体の電源をオフにした状態から電源ボタンを長押しします。
電源がついた約4秒後、ディスプレイに「PAIRING」と表示されたら、携帯側のBluetooth接続可能デバイスに「T-COM」が表示されるので、登録してください。
次回から自動的に接続されます。
▼電源ボタンを長押しすると「PAIRING」と表示され、接続したいデバイスに「T-COM」が表示されるます。
▼接続できれば「INTERCOM」と表示されます。
インカム2台のペアリング
一方のインカムを電源オンにした状態から、電源オフのインカムの電源ボタンを長押しします。
ディスプレイに「PAIRING」と表示されたら、もう一方の電源がついたインカムの電源ボタンを短く押すとペアリングが開始されます。
次回からは二つとも電源をつけた後、片方の電源ボタンを短く押すとペアリングされるようになります。
中華インカムFreedconn TCOM-SCの良かった点
ペアリングが簡単
ペアリングする場合は電源ボタンを一回押すだけで機器同士がBluetooth接続されます。
音楽機器との接続も電源ボタンを長押しするだけで簡単に接続できます。
2回目以降は自動的に接続されますので、手間いらずで気軽に繋げることができました。
接続方法を忘れてしまっても、電源ボタンを長押しするだけなので、なんとなくで接続できるのはかなりありがたかったです。
直観的で簡単操作ができる。
操作できる箇所は『電源ボタンおよびペアリング兼用スイッチ』と『通話⇆音楽切替スイッチ』、『音量調整などのダイヤル』の3つです。
たくさんボタンがないので、操作がかなり覚えやすいです。
特にダイヤル操作があるおかげで、音楽を聴いている時も簡単に曲を飛ばしたり、音量操作が直観的にできるので、使い勝手・実用性ともに非常に良好でした。
ヘルメットから取り外しができる
インカムはヘルメットとの間にインカムホルダーを接続するので、ヘルメットからインカムを取り外すことができます。
当たり前のことに感じますが、中華インカムはインカムホルダーと一体式でヘルメットから外せない商品も普通にあるのです。
ヘルメットから取り外せなければ、充電する時にヘルメットごと持っていかないといけないのでかなりめんどくさいです。
ケーブルは断線しやすいけど、本体の耐久性はいい
Freedconn TCOMを使い初めて3年近く経ちますが、本体自体は未だに故障なく使えています。
ただし、ヘルメット内の配線ケーブルは2度断線したので交換しました。
ケーブルのみでだいたい1,500円でAmazonで購入することができます。
値段を考えると一年もつだけでもいいほうだと思っていたので、中華製品のわりに予想以上の高耐久で驚いています。
中華インカムFreedconn TCOM-SCの悪かった点
ノイズが入る。
個体よってあたり外れがありますが、僕の場合、2台の内一つはジーっというノイズがずっと入っています。使用には問題ないのですが、少し気になりますね。
スピーカーの音質は良くはないですが、しっかりと相手の音声は聞こえるため実用性には問題なしです。
気になるっちゃ気になりますが、値段相応という感じです。あと、断線しやすいのでスピーカー・マイク周りのケーブルは丁重に扱いましょう。
マイクとスピーカーが一体型
マイクとスピーカーが一体型のため、マイクだけ取り外すことができません。通話しない時もマイクはヘルメットについたままになります。
マイク自体邪魔にはならないので問題ないですが、少し気になりますね。
音楽と通話の同時ができない
音楽と通話が同時使用ができないため、音楽をバックに会話はできません。
音楽と通話の切替には数秒かかるため、普段音楽を聴き、喋りたい時に通話という使い方もいません。したがって通話する時は基本繋ぎっぱなしになります。
ちなみに片方が通話に切り替えたら、自動的に相手側も通話に切り替わるようになっています。
ケーブルは断線しやすい
ケーブルは中華製あるあるで、細いしお世辞にも頑丈には出来ていません。
ですので、普通に使っていても音が聞こえなくなってきます
僕の場合は一年ぐらい使っていたら聞こえなくなったので、新品のケーブルを買い直しました。
一応ケーブル単体をAmazonで購入できるのがせめてもの救いです。
一方でインカム本体はもう2年は使っていますが故障もなく普通に使えています。
中華インカムFreedconn TCOM-SCの総評
結果的に悪かった点が多くなってしまいましたが、ツーリングをする上での必要な機能は備えているので、インカムとしての実用性は十分あります。
12,000円で2台セットと考えたらコスパは悪くなく、初めてインカムを使ってツーリングをしたい方には、おすすめできる商品になっています。
ただし、
- 使用可能人数は3台まで
- 3台使う場合、同時に通話できるのは2名まで
ということに注意が必要です。上記の制約が問題なければ、間違いなく買いの製品と言えます!
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