どうも、こんにちは。ハルオ(@haruovlog)です。
- タンクパッドでおすすめの製品があったら教えてほしい
- 格安の中華製品はどうなんだろう?
今回はそんな方に向けて、人柱覚悟でAmazonの格安中華タンクパッドを購入したのでレビューしていきたいと思います。
中華製のパッドは実際のところ実用性があるのかどうか?を検証していきます。
目次
タンクパッドとは?
タンクパッドとは、一般的に
- タンクの傷防止
- ニーグリップの改善
- ドレスアップ
上記の3点を目的とした燃料タンクに直接貼り付けけるステッカーのようなものです。
一般的なタンクパッドは、ドレスアップや傷防止を目的とした下記のような物をイメージされると思います。
一方で、②”ニーグリップの改善“に使われるタンクパッドというのは下記のような物です。
タンクの側面に凹凸のあるグリップ素材を貼り付けることで、ニーグリップの滑りを防止し、ホールド力を上げることを狙っています。
今回は、ニーグリップをよりやりやすく改善するために②目的でタンクパッドを購入することにしました。
中華製のタンクパッドは使えるのか?
いざニーグリップ用のタンクパッドを買おうと思った時に、どこの製品を買ったらいいのか問題が当然あると思います。
タンクパッドで有名なのがSTOMPGRIP(ストンプグリップ)です↓
ニーグリップ専用のタンクパッドと言ったら、コイツというぐらい選ばれている定番中の定番。
タンクパッドは車種によって適切な大きさというのが当然違うのですが、STOMPGRIPはそれぞれ車種専用のタンクパッドを用意していることもあり、特にパッド自体を加工する必要がなくただ貼り付けるだけで、取り付けできるのが非常に便利なところ。
ただ一方で、タンクパッドという紙切れ大の物に5,000円以上と高額なお金をかけなければならないコスト面が大きな欠点です。
タンクパッドのために、わざわざそんな高価な物を買わないで、Amazonで売っている安い中華製の汎用タンクパッドで十分なのでは?というのが正直なところです。
なので、今回はAmazonの千円そこそこで買える汎用タンクパッドを実際にバイクに取り付けてみたので、その使い勝手をレビューしていきたいと思います。
Bruce & Shark(ブルース・サメ) タンクパッドをレビューする
今回購入したのは、『Bruce & Shark(ブルース・サメ)の グリップパッド』
Amazonでだいたい1,500円ぐらいで売られている汎用のグリップパッドです。
数種類サイズ展開がされているようですが、基本的に汎用品なので必要ならば自分のバイクに合わせて余剰部分は切り取る必要が出てきます。
見たかぎりではAmazonのレビューも悪くなく、期待できそうな感じはしますが、どうなんでしょうか。
まぁ、失敗しても数千円の出費なので大して困ることもないだろうということで、とりあえずポチってみることに。
Bruce & Shark(ブルース・サメ) グリップパッドの外観
まずは、外観を見ていきます。
元々タンクパッドがそうなのかわかりませんが、生地の厚みはほとんどなく、ペラペラな感じが少しチープな感じを醸し出しています。
しかし、太ももが触れるグリップ部分については、突起部分がしっかりと立っており、ゴム素材ということで弾力もあり滑りずらそうでしっかりとグリップしてくれそうな第一印象でした。
▼表面の突起はしっかりして良くグリップしてくれそう。
中華製ということで、あまり期待はしていなかったのてすが、見た感じは思っていたよりも悪くなさそうです。
Bruce & Shark(ブルース・サメ) グリップパッドを着けてみた
それでは、実際にバイクのタンクに貼り付けていきます。
今回貼り付けに使用するバイクは僕の愛車の『Ninja650』。
Ninja650はタンクが細く、ニーグリップできる面積が小さいので、タンクパッドを導入することで、ニーグリップのホールド力を少しでも上げようという算段でございます。
早速タンクパッドを貼り付けていきます。
まずはタンクパッドとタンクの位置合わせを確認したところ、意外にもそのままでも違和感がなかったので、タンクパッドを切ったりせず無加工でそのままタンクに貼り付けることにしました。
▼タンクパッドの位置合わせ。意外にもそのままでいけそう。
貼り付け方は、まずタンクをパーツクリーナー等で汚れと油分を取り除き、タンクパッドの裏側のシールを剥がして、タンクの適当な位置に貼り付けるだけです。
▼タンクパッドの裏側はシールになっている。
実際のすべての作業時間は10分ぐらいだったので、マジですぐに終わりました。
超お手軽なので、バイクDIYがはじめての人にもおすすめのカスタムです。
貼り付けた後の外観は下記の通り。
汎用品を無加工で取り付けているので、タンクのラインにパッドが合わないところがありますが、全体的にはほとんど違和感なく付いていると思いませんか?
むしろタンクパッドがスポーティーな印象を醸し出してくれているので、フルカウルバイクとは相性ばっちりのカスタムと言えます。
Bruce & Shark(ブルース・サメ) グリップパッドのグリップ力は十分
実際にタンクパッドを貼った後、いざバイクを走りだしてニーグリップをしてみるとすぐに感じたのが、太ももにほとんど力をいれずにしっかりとタンクをホールドすることができたということ。
タンクパッドを貼り付ける前、Ninja650はタンクが細いこともあり、ニーグリップをしても結構すべるので、わりと太ももに力を入れないといけないんですよね。
当然力をいれる分それなりに疲れるわけで、そういった意味で、軽い力でニーグリップできるタンクパッドは大正解でした。
素材自体は柔らかいので、しっかり挟み込んでも痛いなんてこともないし、使っていて欠点らしいところは見当たらないと感じました。
また細かな利点を言うと、金属製のタンクをニーグリップするとひんやりして冬場つらかったのですが、タンクパッドはゴムっぽい素材なのでひんやり感が改善されて、冬場でもニーグリップしやすくなりました。
正直貼らないメリットはないかなという感じでした。
半年たっても剥がれる気配はない
Bruce & Sharkのタンクパッドを使い始めて、半年が経過しましたが、タンクから剥がれてくるといった心配もなく、タンクパッドの粘着力は問題なさそうです。
普通に雨の日にも乗ったり、結構雑な使い方をしているのですが、しっかりとタンクに密着しているので今のところ剥がれてくる心配もなさそうなです。
表面のグリップ部分も削れて、すり減ったりすることもないので、交換の必要はなく長く使えそうな予感がします。
結論-ライバルと比較しても遜色なし
Amazonで購入した安いタンクパッドを使ってみましたが、ニーグリップのホールド力は申し分なく、利用していて特段不具合をなかったので、十分オススメできると製品と言えます。
一点難点があるとすれば、汎用品なので、バイクによってはタンクとタンクパッドの形状が上手く合わない可能性があるぐらい。
ただ、わざわざ5,000円以上するタンクパッドを買うぐらいなら、この中華製のタンクパッドでも十分だと個人的には考えています。
タンクパッドがないと、ニーグリップ時はよくタンクが滑るし、その分強く太ももでタンクを挟み込もうとするから、疲れるんですよね。
なので軽い力でタンクにしっかりホールドできるようになると、疲労感が見違えるようによくなります。
Amazonで売っているタンクパッドは安いので、試しに使ってみるのもありだと思います。