どうも、こんにちは。ハルオ(@haruovlog)です。
今回はヤフオクでバイクを売却したので、その体験談をお届けします。
バイクの乗り換え時や、バイクから降りる時はできるだけ高く売りたいというのが本音のはず。
いきなり結論ですが、バイクはできるだけヤフオクで売った方がいいです。儲かります。
250cc以下だったら書類の手続きもそれほど手間がかからないし、ヤフオクで個人売買するのはマジでオススメです。
ハルオが売却したのは2018年式のNMAX155です。
新車で乗り出し価格35万円ほどでしたが、売却金額は26万円とバイク王で売るよりもかなり高く売ることができました。
今回はハルオの体験談を交えながら、
- バイクをヤフオクで売る流れ
- 高値で売るコツ
を説明していきます。
バイク売却の参考になれば幸いです。
目次
売却したバイクNMAX155(2018)
今回売却したバイクはNNAX155の2018年モデル。
当時の車両本体価格は32万円ぐらいだったと思います。
新車で購入して、約2年間、ちょっとした外出など普段利用を主な用途にしていたので走行距離は4,000kmとあまり走ってはいませんでした。
カスタムとしては、
- 中華製のロングスクリーン
- ワイズギアのグリップヒーター
- YSSのリアショック
- スマホホルダー
を装備していました。もちろん純正パーツは保管しています。
ちなみに購入半年時点で、バイク王に査定してもらったのですが、走行距離2,000kmで査定価格は23万円という結果でした。
もう少し高値で売れるのかな?と思っていたのですが、車体下部に大きめの擦り傷があったため、少し値段が下がってしまいした。
結局その時はバイクは売却しなかったのですが、今回ヤフオクで売る時は少なくともこの金額以上の値段では売ろうと決めていました。
やはり自分が売りたいバイクの相場価格を把握するためにも、まずは大手買取会社である『バイク王』で査定してもらうことをおすすめします。
ヤフオクに出品する前に準備したこと
今回売却するNMAX155のだいたいの相場価格は把握できているので、早速ヤフオクに出品…といきたいところですが、どうやら出品する前に色々と下準備が必要みたいだったので、まずはそれらを片付けることにしました。
出品前にやらないといけないことは下記の通りです。
- 必要書類を確認する
- 洗車する
- 写真を撮る
- 輸送業者を調べる
それでは一つずつみていきます。
必要書類を確認する
バイクを売却する場合、行政上の手続きは下記2パターンがあります。
- 名義変更
- 廃車後に再申請
250cc以上のバイクは廃車するともう一度車検を受け直さなくてはならないため、名義変更で譲渡するのが一般的ですが、250cc未満のバイクは車検がないため、登録の際に陸運局へ車体を持ち込む必要がありません。(書類上の手続きのみ)
ですので、250cc未満の場合は無理に名義変更はせずに
『廃車手続きを済ませてから、バイクと一緒に登録に必要な書類を落札者に郵送する』
というのが売却後もトラブルなくスムーズに取引できそうです。
今回出品するNMAX155は250cc未満の車体ということで車検がありません。
ですので、今回は廃車手続きを行うやり方で進めていくことにしました。
廃車するのに必要になってくる書類を調べたところ
- 軽自動車届出済証
- 自賠責保険証
の2点が必要とのこと。
ただ自賠責保険はまだ有効の場合は名義を変えるか、廃棄手続きをするのに必要で、すでに切れている場合は、落札者が新規に加入する必要がありますが、出品者が申請する必要はありません。無視で大丈夫です。
ちなみに軽自動車届出済証を紛失している場合でも陸運局に行けば再発行してもらえるので安心してください。
今回は自賠責保険はすでに切れていたので、『軽自動車届出済証』と『ナンバープレート』を持って、最寄りの陸運局に廃車手続きしに行きました。
廃車手続き自体は難しくなく、陸運局が混んでいなかったので、一時間ぐらいで終わりました。
陸運局の受付の人に『譲渡前提での一時的な廃車手続きがしたい』と言えばやり方を教えてもらえて、スムーズに手続きできました。
廃車手続きが終わると
- 譲渡証明書
- 軽自動車届出済証返納証明書
が発行されます。
上記2点を落札者に渡すと、後は落札者が陸運局に行ってナンバープレートを発行してもらうという流れになります。
250ccの場合には相手が名義変更をしてくれないリスクを考えると、廃車してから譲渡するのがベストな方法だと思います。
廃車手続きを行ってしまうと、ナンバープレートがないので公道を走ることができなくなります。
ですので、廃車手続きは落札してバイクの代金をもらってから色々手続きを始めたほうが良いでしょう。
洗車して見た目をきれいに
やっぱり見た目がピカピカで綺麗な車体の方が、高く売れるということで、出品前に洗車することにしました。
洗車する際は、車体の傷や錆びがどこにあるのか結構気がつくので、ヤフオクの説明文に記載するためにも車体の状態はメモしておくようにしました。
洗車は自宅で水場があればカーシャンプーとワックスを使ってDIYでできるのですが、僕はそういった場所がなかったので今回はコイン洗車場で洗車しました。
コイン洗車場は700円ぐらいで使うことができますし、水圧は強く、泡シャンプーなので汚れはかなり落ちてくれます。
流石に洗車場には、バイク用のワックスは用意されていないので、仕上げのワックスは定番のプレクサスで拭き上げることで外観はピカピカになりました。
写真を撮る
車体を綺麗にしたら写真を撮っていきます。
ヤフオクの場合写真は10枚まで掲載できるので、出来るだけたくさん写真は載せるようにしましょう。
僕はスマホで写真を撮りましたが、全然綺麗に撮れますし、ヤフオク出品程度だと写真機材で差がつくことはないと思います。
▼サムネになる一枚目の写真はバイクがかっこよく撮れる斜め前がおすすめです。晴れた日に撮るのが綺麗に写るコツです。
▼前後左右の写真も基本ですね。
▼マフラー傷は気になるところなので、あった方がいいです。
▼走行距離がわかるメーターまわりは必須です。
▼どれぐらい走り込んでいるのかわかるので、タイヤの写真もあるに越したことはありません。
後は目立つ傷があるのであれば、その傷のアップの写真は載せておきましょう。
実際撮っていると10枚でも足りないくらいでしたので、複数枚を一枚の写真にまとめるアプリなどを使うのもいいと思います。(僕は面倒なので使いませんでしたが)
輸送業者を調べる
バイク輸送の方法は
- 直接引き取りにきてもらう
- バイク輸送業者を手配する
の2パターンになるかと思います。
正直、直接引き取りは引き取り時にいちゃもんをつけられたりと、トラブルに巻き込まれるのが面倒なので今回はバイク輸送業者を手配することにしました。
調べるとバイク輸送業者は何十社もあり、どれを選べばいいのか迷う所ですが、
僕の場合は
- 自宅まで引き取りにきてくれる
- Web上ですぐに見積りできる
の2点に該当する業者に絞って探したところ、下記5社が該当しました。
後は、上記の中から適当に見積りをとって安そうなところの目星をつけておきました。
最終的には落札後に輸送業者を決めたらいいのですが、出品中は「輸送費がいくらするか?」の質問が結構来るので、出品する前にどこの業者を使うかは決めておいた方がいいと感じました。
実際に出品してみた
前準備が終わったところで、漸く実際に出品をしていきます。
ヤフオクでオートバイを出品するためにはYahooアカウントの取得とプレミアム登録(月額462円)が必要です。
ハルオはすでにYahooアカウントは取得済みのため、出品するためにプレミアム登録して、落札後は不要なのですぐ解約しました。
バイクを出品するカテゴリは「自動車、オートバイ > オートバイ > オートバイ車体」で出品するようにしましょう。
「自動車、オートバイ > 中古車・新車」 計6160円の出品手数料が掛かるの対し
「自動車、オートバイ > オートバイ > オートバイ車体」 計1980円の手数料しか掛からないからです。
例えば今回『NMAX155』の場合だと、『自動車、オートバイ>オートバイ>オートバイ車体 > ヤマハ > 126cc-250cc』という感じです。
次に商品の情報を入力していきます。
画像の情報は事前に撮影した写真を使うとして、重要になってくるのが商品説明文です。
たまに適当に書いてる人が見受けられますが、説明文をわかりやすく詳細に書くだけで入札する側としては全然印象が変わってくるので、写真の次に気合いを入れたいところです。
箇条書きで項目ごとに見出しを分けるだけでも、素人っぽくなくなります。
出品中は結構質問がくる
実際に出品すると、質問がよくきます。
よくあるのが
~までは運送料はいくらかかりますか?
という質問です。
そんなことは自分で調べて欲しいところですが、ここで質問を無視して入札検討を考えている人の芽をつむのはもったいないと思うので、僕はすべて回答しました。
とはいっても、最初から輸送業者はある程度決めていたので、web上の簡易見積もりができる業者前提ですと、数分で輸送費は計算できるので慣れたら一瞬で回答できます。
ただし、落札後のトラブルを防ぐためにも、
- どこの業者で簡易見積もりしたのか
- 簡易見積もりなので実際は多少の金額が前後すること
ということをしっかり伝えて、実際の金額が変動する可能性があることは書いておくことをおすすめします。
落札金額はバイク下取り価格よりも余裕の高値
NMAXはスクーターの中でも人気モデルで、需要がそこそこ高い車種ということもあったと思いますが、結構入札されて、最終的に希望落札価格である26万円で落札されました。
出品手数料の1,980円分が落札金額から差し引かれますが、それでもバイク王で売却するよりも余裕で高値で販売できました。
新車2年落ちの乗り出し価格35万円(車体価格じゃない)で購入したことを考えると、かなりお得な取引ができたんじゃあないでしょうか?
落札相場を確認すると、他のNMAX155はここまで高値で販売している方はいなかったので、販売時期もあるかと思いますが、
- 質問にスピーディーに対応したこと
- 写真が綺麗だったこと
- 説明文が見やすかったこと
上記3点をしっかり記載したのがよかったのかなと思います。
基本的なことですが、説明文をきっちり書いてる人って個人売買だと意外に少ないで、特に説明文はテンプレートを使って見やすくするのは効果的だと感じました。
落札後はバイク輸送業者を呼んで終わり
落札したら、早速バイクを輸送してもらうための配車手続きを輸送業者にお願いしました。
出品する前からバイク輸送の業者は決めていたので、実際のやり取りはネット申込したらこちらからのアクションはほぼ完了です。
ちなみにWebで簡易見積りした時の料金と本申し込みした時の料金は同じだったです。
本申し込み時は簡易見積もりの料金と違って、料金が上がっている場合が多いので、同じということで安心しました。
数日後、輸送業者から申し込み内容の確認連絡がきますが、デポ持ち込みではなくドアtoドア配送なので、引き取り日時の調整もその時ついでに行います。
引き取り日時当日は、バイク本体と鍵に加えて純正パーツ類や譲渡書類も同時に輸送業者に渡しておきました。
自分で郵送する手間が省けるので渡せる物は基本バイク輸送時に一緒に渡した方がいいでしょう。
引き取り自体は傷の位置がどこにあるのかの現車確認し、サインをしたら終わりで10分ぐらいで終了です。
立ち会いは必須ですが、別に申し込みした本人でなくても立ち会いは可能な場合がほとんどですので、引き取り時の条件は輸送業者に確認するようにしましょう。
引き取り/配達日時は業者によっては平日の夕方までしか対応不可な場合があります。
特に格安で輸送を請け負ってくれる業者は特にその傾向が強かったので、土日もしくは平日の夜しか対応できない方は引き取り日時については事前によく確認するようにしておきましょう。
落札者から受け取り連絡が来たら、これですべての取引は終了です。
落札金額がヤフオクの売上金としてしっかり上がっているはずなので、銀行振込を指定すると2,3日で指定の口座に落札金額が振り込まれます!
バイクの売却はヤフオクが儲かります
以上、実際にバイクをヤフオクで売却した体験談を書いていきましたが、全体を通しての感想は『思っていたよりも出品の手続きは簡単だったな』につきます。
出品するまでの検討で
売り出すまでに何をやらないといけないのか?
という下調べには手間取りますが、いざやってみると出品自体のハードルは高くありませんでした。
新車乗り出し価格が35万円のNMAX155が2年落ちで26万円で売れたことを考えると、かなり儲けさせていただきました。
新車購入で走行距離も短かったという好条件だったこともあり、バイク王で売るよりもかなり高値で売却できたのかなと感じています。
何台か乗り継いできた僕の経験上、バイク王などの買取業者の方はすぐに売れるし、手続きは楽ですけど結構買い叩かれますからね。
だったら多少の手間はかかりますが、高値で売れるし、売却方法自体は素人でも十分できるレベルなので、ヤフオクで販売することはかなりオススメだと今回実際に出品してみて強く思いました。
ヤフオク出品に興味のある方は是非チャレンジして欲しいと思います。