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【中古で買える】4気筒250ccネイキッドバイク5選(おすすめ一覧)

どうも、こんにちは。ハルオ(@haruovlog)です。

排ガス規制の影響により、08年から国内の新車市場から消えてしまった250cc4気筒搭載モデル。

販売が終了してから10年以上たった今でも中古相場はほとんど下がらず、人気が衰える気配がありません。

というのもこのクラスの特徴は、250ccで車検がないネイキッドなので手軽に購入できるエントリークラスであることはもちろん、4発ならではの甲高いレーシーなサウンドと250cc高回転エンジンの組み合わせによる”回して乗る“という楽しみ方が最も向いている人気カテゴリーだからです。

大型バイクでは味わえない、回してエンジンサウンドを楽しめるのは250ccならではの利点と言えますし、今でもたくさんのライダーに支持されています。

今回は人気カテゴリーである4気筒250ccネイキッドで僕がおすすめする3車種(+おまけで2車種)をご紹介します。

  • 250ccの4気筒バイクに興味があるけど、どれを買おうか迷っている。
  • 250ccの4気筒バイクはどんな車種があるのか探している

以上のような方の参考になれば幸いです。

250cc 4気筒ネイキッドバイクおすすめ

レーサーレプリカ全盛の90年代はレーサーレプリカのエンジンを流用したネイキッドモデルがこぞって市場に出てきています。

販売時期こそ若干異なっていますが、国内メーカー4社がそれぞれ4気筒250ccネイキッドをラインナップしているので、当時としても人気のカテゴリーです。

とりあえず、下記3車種が人気で中古台数も多いため、無難におすすめです。

  • ホンダ ホーネット(’96~’07)
  • カワサキ バリオス2(’91~07)
  • スズキ バンディット250(’89~’01)

250cc4気筒で購入に迷ったら、上のどれかを選んでおけばまぁ失敗はありません。

ただ90年代のバイクはあまりにも古い印象があるので、正直なところ最低でも2000年代の中古品を購入したいところです。

ちなみに僕のお勧めはバンディット250。なぜなら昔、僕の愛車だったからです笑。

安いしかっこいいしで割とお勧めです。古いから状態の良い車両はかなり少なくなっていますけど。

他にも不人気車かつ年式がさらに古くなってしまいますが、下記2車種も候補の選択肢にあっていいかもしれません。その分値段もかなり安くなっているので。

  • ホンダ ジェイド(’91~’96)
  • ヤマハ ジール(’91~’99)

ちなみに4気筒250ccネイキッドは人気のわりにモデル数は意外と少なく、現在で検討できる中古車はこの5車種ぐらいかなと思います。

というのも、250cc四気筒のエンジンは開発コストが高く、簡単にはニューモデルを作れないためなのです。

それでは次に、上記のおすすめ3車種(+おまけ2車種)の特徴についてそれぞれ紹介していきます!

ホンダ ホーネット(’96~’07)

引用:ホンダHP

平均相場:53万円

基本スペック
年式1996~2001年
全長 (mm)2035
全幅 (mm)740
全高 (mm)1050
軸間距離 (mm)1410
最低地上高 (mm)155
シート高 (mm)745
乾燥重量 (kg)151
車両重量 (kg)168
原動機種類4ストローク
気筒数4
シリンダ配列並列(直列)
冷却方式水冷
排気量 (cc)249
4スト・カム駆動方式DOHC
4スト・気筒あたりバルブ数4
最高出力(PS)40
最高出力回転数(rpm)14000
最大トルク(N・m)24
最大トルク(kgf・m)2.4
最大トルク回転数(rpm)11,000
燃料タンク容量 (L)16
燃料(種類)レギュラーガソリン
燃料供給方式キャブレター

ホーネットは91年発売のジェイドの後継として開発された250cc水冷4気筒ネイキッドです。

ジェイドの失敗を活かした個性的なデザインとカムギアトレーンによる独特なエンジンサウンドが特徴的なモデルで97年に発売

 250ccという小さな車体に①横に張り出したボリューミーなタンク、②大型バイク並みの180mmの極太リアタイヤ、③アップマフラーと個性を追求したデザインが小さくても力強い車名のホーネット(スズメバチ)を彷彿とさせます。

 見た目が個性的だから、乗り味は癖があるのかな?と思ったら、ネイキッドらしく街乗り重視の低中回転域での出力を重視しつつ16000rpm-18000rpmという高回転型エンジンなので爽快に上までふけあがります。

ホーネットといったら特徴的なのがカムギアトレーンによる独特なエンジンサウンドです。ヒュンヒュンとまるでモーター音のようにふけあがる様は聞くたびに鳥肌ものです。

カラーパターンをかえたりと息の長いモデルで人気はモデル末期まで衰え知らずでしたが、排ガス規制強化に伴い2007年に惜しまれながら生産終了。

 

カワサキ バリオス2(’92~07)

引用:カワサキHP

平均相場:41万円

基本スペック
年式1991~2007年
全長 (mm)2070
全幅 (mm)735
全高 (mm)1055
軸間距離 (mm)1400
最低地上高 (mm)150
シート高 (mm)745
乾燥重量 (kg)151
車両重量 (kg)
原動機種類4ストローク
気筒数4
シリンダ配列並列(直列)
冷却方式水冷
排気量 (cc)249
4スト・カム駆動方式DOHC
4スト・気筒あたりバルブ数4
最高出力(PS)40
最高出力回転数(rpm)14000
最大トルク(N・m)20
最大トルク(kgf・m)2.1
最大トルク回転数(rpm)13,000
燃料タンク容量 (L)14
燃料(種類)レギュラーガソリン
燃料供給方式キャブレター

バリオス2は92年発売のバリオス(リアモノショック仕様、通称バリオス1)をベースに、低中速トルク強化&リアサスをツインに変更したモデルで97年に発売。

バリオス1自体はZXR250(1988~)の高回転エンジンをベースに最高出力を1万4000回転で発生する高回転型ユニットでわりとレーシング仕様でした。

一方で2では低中速トルクが強化されたことでより街乗りに適したモデルになり、モノサス→ツインサスに変更したのも、街乗りで見栄えを考慮した上での変更だと推察されます。

2本サスに変更することで、バリオスよりもシート下にスペースができたのも利便性向上に寄与しています。

シルエットは流麗でかなりコンパクトなつくりになっているので、初心者でも乗りやすい万人受けするバイクに仕上がっています。

事実、250cc4気筒ではホーネットと肉薄するほどの人気車種でいくどの仕様変更を受けながら、2007年に生産を終えるまでの10年間、カワサキ250㏄モデルの中核を担っていました。

なお、スズキがバンディット250の販売を終了した2002年から数年間はスズキのOEM供給で「GSX250FX」というモデルで販売されていました。(ステッカーがスズキで中身はバリオス2)

スズキ バンディット250(’89~’01)

引用:スズキHP

平均相場:35万円

基本スペック
年式1996~2001年
全長 (mm)2035
全幅 (mm)740
全高 (mm)1050
軸間距離 (mm)1410
最低地上高 (mm)155
シート高 (mm)745
乾燥重量 (kg)151
車両重量 (kg)168
原動機種類4ストローク
気筒数4
シリンダ配列並列(直列)
冷却方式水冷
排気量 (cc)249
4スト・カム駆動方式DOHC
4スト・気筒あたりバルブ数4
最高出力(PS)40
最高出力回転数(rpm)14000
最大トルク(N・m)24
最大トルク(kgf・m)2.4
最大トルク回転数(rpm)11,000
燃料タンク容量 (L)16
燃料(種類)レギュラーガソリン
燃料供給方式キャブレター

バンディット250は鋼管丸パイプを強調したダイヤモンドフレームにGSX-R250の水冷高回転エンジンを搭載した250cc4気筒ネイキッドの走りと言えるモデル。

まず目に行くのがエンジンを取り囲むような形状のトラスフレームがこのバイクの造形を印象付けています。

一方で直4エンジンのレーシーで攻撃的なサウンドは純正マフラーでも納得の行く官能的で五感にダイレクトに響きます。

95年にフルモデルチェンジされ、エンジンの基本設計は初代モデルから引き継ぎながらも、よりスタイリッシュに全体の完成度を高めた後期型になりました。この後期型ではエンジンの可変バルブタイミング機構を搭載したバンディット250Vも追加。

エンジン回転数に応じてカムプロフィールを高速用に切り替えることで、低中速での扱いやすさと直4らしい爽快なフィーリングを両立。

2000年の生産終了まで通算10年以上発売されロングセラー車種となりました。

バリオス、ホーネットに比べて値段もかなり抑え目なため、個人的にオススメしたい一台。

バンディット400という250と車体が共通のモデルが存在。250ccほど売れなかったのかタマ数は少ないですが、コンパクトな車体に400ccという選択肢も面白いですね。

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ホンダ ジェイド(’91~’96)

引用:ホンダHP

平均相場:33万円

基本スペック
年式1996~2001年
全長 (mm)2035
全幅 (mm)740
全高 (mm)1050
軸間距離 (mm)1410
最低地上高 (mm)155
シート高 (mm)745
乾燥重量 (kg)151
車両重量 (kg)168
原動機種類4ストローク
気筒数4
シリンダ配列並列(直列)
冷却方式水冷
排気量 (cc)249
4スト・カム駆動方式DOHC
4スト・気筒あたりバルブ数4
最高出力(PS)40
最高出力回転数(rpm)14000
最大トルク(N・m)24
最大トルク(kgf・m)2.4
最大トルク回転数(rpm)11,000
燃料タンク容量 (L)16
燃料(種類)レギュラーガソリン
燃料供給方式キャブレター

ジェイドは、ホンダが発売した4ストレーサーレプリカのCBR250RR(1990年登場)と同型のエンジンを搭載したシンプルなネイキッドです。

当時の競合のバリオス、バンディットと比較してジェイドのスタイルはお世辞にもかっこいいとはいえず非常に地味な形。個人的には、ジェイドの地味さはサイドカバーとシートカウルが繋がってる事が原因かなと感じます。

地味な見た目に反してCBR250RR譲りのカムギア直四250でエンジンに関しては同排気量の中でも納得の行く仕上がりとなっているので、残念な印象です。

実際にジェイドはホンダの不人気車種として比較的短命なモデルとなってしまい96年には販売終了。後継車種のホーネット(250)が登場しました。

ホーネットはジェイドの失敗を活かして独特かつ攻撃的なスタイルを持つモデルで直4 250ccネイキッドの人気モデルとして語り継がれることになりました。

ホンダの直四2水冷250ccのカムギアトレーンを安く味わいたいならジェイドという選択肢も全然ありだと思います。

ヤマハ ジール(’91~’99)

引用:ヤマハHP

平均相場:28万円

基本スペック
年式1996~2001年
全長 (mm)2035
全幅 (mm)740
全高 (mm)1050
軸間距離 (mm)1410
最低地上高 (mm)155
シート高 (mm)745
乾燥重量 (kg)151
車両重量 (kg)168
原動機種類4ストローク
気筒数4
シリンダ配列並列(直列)
冷却方式水冷
排気量 (cc)249
4スト・カム駆動方式DOHC
4スト・気筒あたりバルブ数4
最高出力(PS)40
最高出力回転数(rpm)14000
最大トルク(N・m)24
最大トルク(kgf・m)2.4
最大トルク回転数(rpm)11,000
燃料タンク容量 (L)16
燃料(種類)レギュラーガソリン
燃料供給方式キャブレター

ジール(ZeaL)は、ヤマハから1991年に発売された4ストレプリカであるFZR250ゆずりの250cc水冷4気筒エンジンを搭載したネイキッドモデルです。

ジールは初心者向けの工夫が随所に見られるのが特徴で、シート高は735ミリと同排気量と比較してもかなり低く取り回しが楽です。

また、レーサーレプリカゆずりのエンジンもバルブタイミングの変更などで、扱いやすい低速重視の特性に変更されています。

そして目を引くのが特徴的な見た目です。「ジャンプするイルカ」をイメージした、どこか近未来的なデザインで好みが分かれそうです。純正で2本だしのマフラーもかなり珍しいですし。

タンク前部には小物入れが備わっていたり、6速に入るとメーターのインジケーターランプが点灯したりと便利機能が多数存在。

「人とは少し変わったバイクが乗りたい」という方にオススメです。

 

さいごに-4気筒250ccネイキッドバイクは最高です

以上、4気筒250ccネイキッド計5車種の紹介でした。

250cc4気筒ネイキッドはすでに絶滅車種なので、今回紹介したバイクはほとんどが20年落ち、少なくても10年落ちとかなり古い車種となっていまりす。

残念ながら、新車では買えずに、中古のキャブ車しか現存していないのというのが現状です。

しかし、4気筒独特のレーシーなサウンドをぶん回して楽しめるのは250ccならではの強みです。

バイク歴の浅い人~ベテランまで未だに根強い人気があるので、乗ったことがない人は是非一度乗ってみてほしいと思います。

以上、バイク選びの参考になれば幸いです。

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