どうも、こんにちは。ハルオ(@haruovlog)です。
- バイクを買ったけど、バイク用品は何から揃えればいいんだろう?
- バイク用品って高いよね。最低限何を買ったらいいんだろう?
今回はそんな初心者ライダーに向けて、バイク歴10年のハルオがおすすめのバイク用品を紹介します。
正直バイク用品は万単位の買い物が多くなるので、全部揃えるとなると何十万円とかかってしまいます。
そんな一気に揃えるお金がない!と言う方がほとんどだと思うので、今回はおすすめのバイク用品を優先度順に紹介していきます。
目次
初心者が買うべきバイク用品とは
正直バイク用品の値段はピンきりなので、例えばヘルメットの場合でも高い物は10万円以上するので、初心者がバイク用品を一式揃えようと思うと10~20万ぐらいは余裕で吹き飛んでしまいます。
なので、最初はそこそこの値段の製品で全身を揃えて、徐々に余裕が出てきたらアップグレードしていけばいいのかなと思います。
基本的にバイク用品は安かろう悪かろうを地でいく物だと僕は考えているので、安すぎる中華製品は警戒すべきです。
一方でそんな高価な物でなくても、いい製品というのはあるので、まずは必要なバイク用品からコツコツ揃えたらいいのかなと思います。
今回は
- 納車前に揃えておくべきバイク用品
- あれば便利なバイク用品
の2パターンに分けて、初心者向けにリーズナブルなおすすめのバイク用品を解説していきます!
納車前に揃えておくべきバイク用品
ヘルメット
当たり前ですが、バイクに乗るには着用義務があるヘルメットの購入は必須です。
ヘルメットはドンキで売っているような数千円の物から実際のレースで使われるような数十万円のモデルまで値段はピンキリなので、最初はいくらの物を買ったらいいかよくわからないと思います。
もちろん、高いヘルメットを買えば安全面・快適性ともに間違いはないのですが、いきなり6万以上するヘルメットを買うのは中々難しいと思います。
そこでオススメする価格帯として、とりあえずお金をかけたくない人でも安全面・快適性ともにある程度のクオリティになってくる2万円以上するヘルメットを購入するべきでしょう。
流石に一万円以下の製品は安全面が未知数なのでオススメできません。
バイクの死亡事故の損傷部位は、頭部が48.1%、胸部が26.9%と、頭部が最も高い数値となっています。
命に直結する装備だからこそ、ヘルメットは一番お金をかけるべきところだと思います。
僕が初心者にオススメするメーカーはコスパの優れたヘルメットを展開している『OGKカブト』という国産メーカーです。
特にフルフェイスヘルメットの『カムイ3』は2万円台とは思えない多機能性・快適性が特徴で、初心者だけではなく万人にオススメできる良ヘルメットです。
バイクジャケット
バイク用のジャケットはバイクで走ることを前提に作られているので、安全性、快適性、耐久性が量販店で売っているような服とは全く違うということです。
特にプロテクターが内蔵されているので、万が一の事故時にもケガを最小限に抑えてくれます。
バイクは車と違い生身の体で運転するので自分の身を守るためにも、プロテクター入りのバイクウェアを着ることをオススメします。
最初のバイクジャケットとしてはオールシーズンジャケットを買うことをおすすめします。
オールシーズンジャケットは器用貧乏なイメージがありますが、実際のところ真冬でも着こんだら全然使えるので、夏以外のシーズンはバイク用として一着あれば問題なく使えます。
初心者にオススメしたいのが格安バイクウェアを製造している『コミネ』という国産メーカーです。
オールシーズンジャケットはだいたい3万円以上するのが相場てすが、コミネは一万円台でプロテクター入りのジャケットが手に入ります。
その圧倒的な低価格はバイクを買ったばかりの金欠な初心者ライダーにはピッタリと言えます。
ただ安い分、他人と被りやすく一目でコミネ製だとわかるのでデザイン性は値段なりかなと言った印象です。
夏ジャケットの選び方については下記記事にまとめたので参考にしてください。
バイクジャケットには購入時にプロテクターが元々装備されているのがほとんどですが、安全性がいまいちだったり、中には胸プロテクターがなかったりする物もあります
バイク用グローブ
万が一の事故や転倒し手をついた際、普通のグローブでは簡単に破れて大ケガをしてしまう可能性が高いですが、バイクグローブは引き裂き性能が高くプロテクターも入っているので安全性が高いのが特徴です。
また日焼けや防寒対策としてはもちろん、バイクの振動対策にも素手で乗るよりも専用のバイクグローブをする方が疲れが軽減されます。
ですので、素手でバイクに乗るリスクを考えるとバイクグローブは必須と言えます。
バイクグローブで初心者におすすめなのが「春」「夏」「秋」の3シーズンで使える3シーズングローブです。
1年のほとんどで使うことができるのが最初の一つとしては持っておいて損はありません。
ただし、3シーズングローブは真夏は暑いし、真冬は寒いのであくまでも起用貧乏な立ち位置なのは否めないなのです。
なので夏用のメッシュグローブと冬用のウィンターグローブを2つを揃えた方が結局は余計なお金を支払わなくていいでしょう。
個人的にはスマートフォンのタッチ機能があるグローブはスマホを触ることができるので地味に便利でオススメです。
バイクグローブは値段もピンきりですが安い物でも機能性としては十分なので特にこだわりがなければ、安い物から買い揃えたらいいのかなと思います。
あれば便利なバイク用品
次にバイクを乗る上で必ずしも必要ではないけれども、あれば間違いなく便利なバイク用品を紹介していきます。
全部一度に揃える必要は一切ないので、少しずつ買い揃えていけばいいのかなと思います。
プロテクター類
バイクジャケットにはプロテクターが標準装備されているのがほとんどですが、安全性がいまいちなプロテクターが装備されてたり、中には胸プロテクターがなかったりする物もあります。
なので、僕はジャケットのプロテクターの安全性が不十分な場合は交換をオススメしています。
プロテクターの安全性の基準としてはプロテクターにはCE規格という安全基準があり、CEに通っていないプロテクターが標準装備されてる場合は交換した方がいいでしょう。
オススメプロテクターについては下記記事で詳しく解説しています。
また、初心者ライダーで装備が不十分だとしても、下半身も万が一の事故時にプロテクターを着けておいた方がいいので、せめてツーリング時には膝プロテクターは着けたほうがいいでしょう。
膝プロテクターは下記のような膝に直接巻き付けるタイプのプロテクターが普段着の下に着れて外見からもわからないのでオススメです。
スマホホルダー
スマホをバイクにマウントする『スマホホルダー』はスマホでなんでもする現代社会では必需品といっていいです。
運転中でもナビを使ったり、音楽を聴いたりハンズフリー通話したりとできることは多いので是非早めに導入してほしいところです。
ドライバー一つあれば取り付けできるので取り付けも簡単です。
初心者にはデイトナ製のスマホホルダーがプラ製で少し安っぽいですが、着脱が簡単かつ手頃な値段で買えるのでオススメです。
ちなみに僕が使っているスマホホルダーは『ラムマウント』です。
スマホの装着する角度も自由自在でグリップ力が高いだけでなく、金属製で耐久性も悪くなく非常にオススメの製品。
インカム
インカムはヘルメット内にスピーカーとマイクを仕込むことでインカムを持っている同士で通話ができるといった物です。
多人数でツーリングをする際はインカムがないと黙々と運転することしかできないので、多人数でツーリングする際にはインカムを準備した方が間違いなくツーリングが楽しめます。
ソロツーリング派の人もインカムがあれば音楽やハンズフリー電話できるので、導入することをオススメしたいです。
僕自身ほぼソロツーリングで出掛けるのですが、もっぱらスマホでYouTubeをラジオ代わりで聴いたりするのに使っています。
ただ、一流メーカーのインカムは2万円以上と非常に高額なため中々購入には手が出ません。
そこで僕がオススメするのがAmazonで売っているような中華製のインカムです。
値段は一万円もしないのでその分音質や品質は良くないですが、通話や音楽を聴いたりと基本的な機能性は申し分なく、普通に使う分には全く問題はありません。
いまだに僕は中華製インカムを愛用しているので、初心者の人でも中華インカムは十分おすすめできる製品と言えます。
レインコート
当たり前ですが雨が降った時にバイクに乗る場合、レインコートは必須です。
レインコートはアウトドア用ではなくバイク走行時の防水を考慮されて作られているバイク用のレインコートを買うのがオススメです。
基本的に値段が高いほどレインコートの生地に良い物が使われているので防水・透湿性が上がりますが、その分値段は2万以上したりと選択の幅は広いです。
僕のオススメは『ラフ&ロード デュアルテックスコンパクトレインスーツ』です。
バイクのシート下に収まるくらいコンパクトに収納できるのが特徴のレインコートです。
その分防水性能はやや貧弱で長時間の大雨の中の走行は厳しいですが、それでもレインコートとしては十分な防水機能がありますし、値段も1万円以下とリーズナブルなのが特徴です。
最初のレインコート選びだけではなくコンパクトなレインコートを探している方にもオススメです。
一方でしっかりと防水性能を求めつつもリーズナブルな物を探している人には『KOMINE ブレスターレインウェアフィアート』がおすすめです。
高い防水性と透湿性を誇りながら、一万円以下で買える高コスパのレインコートです。
グリップヒーター
冬はウィンターグローブをしていても数十分バイクに乗るだけで指先は冷えてきて、とてもじゃないけグローブだけでは寒さに耐えることはできません。
経験上寒さは末端神経の冷えが一番辛いので指先の冷えが解消されるのは防寒対策としてはかなり効果的です。
指先の冷え対策としてオススメしたいのがグリップヒーターです。
名称通りグリップに電熱線を通すことでグリップが温かくなるという単純な仕組みですが、指先の冷え対策としてはかなりの効果があります。
また、電熱ウェアと違って煩わしい準備も必要なく使いたい時にスイッチオンすればいつでも使えるのもグリップヒーターの特徴です。
グリップヒーターは安い製品もありますが温まりにくかったり、故障しやすかったりと正直おすすめできません。
なので値段は張りますが、国産のキジマ製グリップヒーターが品質が高く汎用品でどこのメーカーのバイクでも取り付けることができるのでオススメです。
初心者が買うべきバイク用品まとめ
10年以上バイクに乗ってきたなかで、結構なバイク用品を試してきたのですが、今回は僕自信愛用する初心者におすすめのバイク用品を厳選紹介してきました。
気になったアイテムはあったでしょうか?
今回紹介したバイク用品は必ずしも必要というわけではないのですが、僕の経験に基づいた『あれば間違いなくバイクライフが快適になる物』のみの紹介ですので、まだ使ったことがないという人は是非試してほしいと思います。