どうも、こんにちは。ハルオ(@haruovlog)です。
今回は僕が今まで購入してきたバイク用品で買って後悔した物をまとめてみました。
僕がバイクを初めて買ったのは学生時代の頃、当時はお金もなかったため、自分で整備したり、中華製の怪しいパーツを購入したりと少しでも出費を抑えようと苦労していました。
そんななかで、色々と買わない方がよかったなぁ……なんて物もたくさん買ってきました笑。
ここで紹介する製品は基本的に安物買いの銭失いのパターンがほとんどです。
銭失いでないにしても使いにくかったり、耐久性に難があったりと苦労が絶えませんでした笑。
結論、多少お金を払ってでもちゃんとした純正品を買った方がいいです。
バイク用品で買って後悔した物まとめ
バイク用品で買って後悔した物は下記の通りです。全部あげていたらキリがないので、代表格をまとめてみました。
- 社外品グリップヒーター
- 格安バイクカバー
- ローダウンリンク
- ローダウンシート
- 激安バイクチェーン
- 防水仕様の激重リュック
- 社外ミラー
基本的に安いやつはだめですね。品質面、耐久面がやばいです。
後、重いやつは機能は充実しているけど、使うのがだんだんと億劫になるのでだんだん使わなくなります。
それでは一つずつ詳細を説明していきます。
社外品グリップヒーター
社外品というか、数千円で買えるような格安で売られているグリップヒーターは基本的に止めといた方がいいです。
当時4,000円ぐらいの温度調整機能のないグリップヒーターをつけていましたが、グリップが太いせいか、暖まるのに20分ぐらいかかっていました。
当時バイク通学で30分だったのですが、グリップが暖まり出したら目的地に到着していたので、あんまり活用する機会がなかったなぁという感じてした。
なにより致命的なのが、暖まるのが遅いくせに結構な電力を消費しているのか、社外品のグリップヒーターを導入してから2、3回バッテリーが上がってしまいました。
ツーリング時は長距離を走るのでしっかりバッテリーが充電できるのですが、通学のような短距離の利用だとすぐにバッテリーは上がってしまいました。
当時は押しがけでエンジンかけたりと頑張ってましたが、正直もう二度と経験したくないですね笑。
これを教訓にグリップヒーターは純正品か、社外品の場合も温度調整や電圧調整機能がついている物を購入することを強くおすすめします。
グリップヒーターは冬の装備で必須といえるぐらい快適になる装備なので、ちゃんとした物を購入しましょう。
格安バイクカバー
バイクカバーで安い物と高い物の違いは、
- 耐久性
- 生地の分厚さ
- 脱着のしやすさ
だと思います。
この中で、僕が重要視しているのが脱着のしやすさです。
脱着しにくかったら、単純にバイクカバーをつける作業が本当に億劫になるんですよね。毎日乗っている人だったらなおさらです。
安いバイクカバーなんかは裏表、前後区別しにくいやつが多いので、本当に手間がかかるんですよね。
外すときはいいんですけど、着ける時がマジで大変です。結局めんどくさくなったので僕は着けるのをやめちゃいました笑。
後、安いバイクカバーは裁縫も雑なのが多いので、被せにくいし、隙間から雨とか、日差しが漏れてきそうだし正直微妙です。
僕が現在使っているのはヤマハが出しているバイクカバーです。
前後左右、裏表がしっかり区別されていますし、立体裁縫になっているので、スルスルと楽に被せることができます。
サイズもヤマハ車専用ではなく、他社のバイクもどのサイズを買ったらいいか書いてありますし、文句なしの製品と言えます。
値段も6千円と正直格安バイクカバーと数千円しか変わらないので、最初からこっちを買っておけばよかったですよホントに。
ただ、一つ勘違いしないでほしいのはいくら高価なバイクカバーといえど完全防水、紫外線対策にはなりません。
高いやつでも濡れたり、紫外線による変色の影響は少なからず受けてしまうので、その点は要注意です。
どうしても濡れたくない方は室内に保管するか、簡易のバイクガレージを設置するしかないでしょう。
ローダウンリンク
ローダウンのひとつであるローダウンリンクの交換は足つきをよくするメリット以上にバイクの操縦性、快適性が大きく損なうというデメリットがあります。
ですので、よく考えてから導入することをおすすめします。
僕の身長は169cmなので、平均より少し低いぐらいなのですが、250ccでぎりかかとがついて、400ccクラスになるとかかとは若干ながら浮いてしまいます。
運転に支障があるかないかで言えば、ないのですが、かかとまで着くという安心感が欲しくてローダウンリンクを入れたことがありました。
結論、かかとはついたのですが、上述のデメリット通り、乗りごこちは硬くなるし、バイクのバンク角が狭くなるし、サイドスタンドを立てるとバイクがほとんど直立したりと弊害がかなりあったので、結局戻してしまいました。
ローダウンリンクはつま先立ちで足つきにどうしても不安があるという人以外はやらないほうがいいでしょう。
ローダウンシート
ローダウンシートはノーマルシートから座面を削ること(あんこぬき)によって足つきを良くしようという考え方です。
座面を削るので、クッション性は失われるけど、かわりにゲル素材をシートに埋め込むことでクッション性を損なわずにローダウンすることができます。
ローダウンリンクはデメリットがたくさんあるので、あまりおすすめしませんが、ローシートはほとんどデメリットなく利用できるので、足つき改善はまずシートからと考える人も多いと思います。
業者に頼む場合は1万円ほどでできる手軽さも魅力ですが、僕の経験上あんこぬきで足つきが大きく良くなったことはありませんでした。
プラシーボ効果とまでは言いませんが、気持ち良くなった気がする程度です。
体感的にはほとんど変わった気がしないので、あまりやる必要はないかなというのが僕の意見です。
しかし、デメリットはほとんどないですし、やってみることに対して全然反対はしませんけど、期待しすぎない方が無難です。
激安バイクチェーン
普通のバイクチェーンはだいたい一万円台が相場ですが、ヤフオクやネットで売られている格安チェーンはなんと千円で買える代物がゴロゴロあります。
僕も学生時代はお金がなかったので、千円ぐらいのチェーンをネットで買って、バイク屋に持ち込んでいました。
バイク屋に持ち込んだので取り付けは大丈夫だろうと思っていたのですが、圧入するとクリップが割れてしまうという話でした(予備含めふたつともです)。
プロのバイク屋ができないくらいなので、相当品質に問題があったんだと思います。
バイク屋さんには危ないからちゃんとしたチェーンに変えた方が良いと言われましたが結局、お金がなかったのでクリップが割れた状態のチェーンで一年ぐらい乗っていました。
チェーンが切れなかったからよかったけど、走行中にチェーンが外れていたらかと思うとホントに無鉄砲だったなと思います。
他にも格安チェーンは「テンションを調整してもおかしい」「グリスの塗りが甘い」など、色々やばそうな情報が出てきます。
万が一走行中にチェーンが切れてしまったら、生死に関わる問題になってくるので、チェーンは信頼のおけるメーカーでちゃんとしたものを買った方がいいでしょう。
防水仕様の激重リュック
長距離ツーリングにも対応できるように防水仕様のリュックを購入したのですが、ロールトップ型なので出し入れしづらく、普段使いにも適さないし、ツーリングに使うにもいかんせん重すぎて肩がこるので結局使わなくなりました。
思えば、このあたりから僕はバイク乗りにとって軽さというのは重要な要素だと思うようになりました。
ヘルメット、靴、ウェアにいたるまで身に付ける装備において軽量に越したことはありません。
ウェアに関してはプロテクタが入っていると重さが激増するので、最近は超軽量プロテクタがでないか待ち望んでいます。
脱線しましたが、今現在はツーリングにおいて、「シートバッグ」「タンクバッグ」を主に使って、リュックは肩が凝って疲れるので僕は使っていません。
社外品のミラー
社外品のミラーはかっこいいのが多いですよね。
ミラー交換はバイクカスタムの初歩であり、手軽にバイクの印象を変えることができるので人気のカスタムの一つだと思います。
僕も昔、バイクをカスタムしようと、かっこいいナポレオンミラーに替えていた時期がありました。
しかし、見た目はかっこいいんですけど、いざ走り出してみると、バイクの振動でミラーが共振してしまい、ミラーが良く見えないという致命的なハプニングが、、、
調べてみると、純正のミラーはエンジンの振動と共振しないように、それ専用の設計になっているんだとか。。やっぱりノーマルは車種に最適になるように考え抜かれているんだと痛感しました。
それから社外品でもなんとか快適に使用すべく、バーエンドの重さを替えたりと色々工夫してみましたが、効果はなく結局ミラーは見にくいまま乗っていました。
これから社外品のミラーに変えようと検討している人は、ミラーが見えにくくなる可能性を念頭にいれて、購入するようにした方がいいでしょう。
さいごに
以上、僕が買って後悔したバイク用品の紹介でした。
社外品、特に安物の中華品はだいたい外れの商品が多いです。
一方でお値段以上の良品が手に入るときがあるのがバイク用品のおもしろいところです。
結論をまとめると、なんだかんだ純正メーカ-が出しているパーツがその車種専用で作り込まれているため使い勝手がいいということです。
特別な理由がなければ純正品を購入しておけば間違いはないです。
一方で、バイクのカスタムでオリジナリティを出すために社外品は誰しもが必ず通る道ですし、なにより愛車に愛着がわきますしね。
一概に格安の社外品が悪いというわけではありませんが、ブレーキやチェーンなどの保安部品に関しては安い中華性のパーツを使うのではなく、ちゃんとしたメーカーの物を使うようにした方がいいでしょう。事故があったときには遅いですから。